読者の心をつかむ魅力的な少女漫画のヒロインたち。彼女たちの魅力はかわいいだけではありません。強気で陽気、クールでかっこいい、内気で控え目、オタク気質、真面目でピュアなど、さまざまな個性や特徴を持ち合わせています。そこで今回は少女漫画好きのDMMブックスの書店員が、最新少女漫画のおすすめヒロインキャラを20人厳選紹介します!
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目次
強気・陽気なヒロイン4選
河原まどか『カワイイなんて聞いてない!!』

かわいい系の年下男子がタイプの主人公・河原まどか。年下男子とキャッキャウフフしたいと思いながらも、放課後は実家の飲食店を手伝う日々を過ごしています。明るくて面倒見がよく、サバサバした性格で、年下のバイト・志倉(しくら)くんにもビシッと物申すかっこよさを持ち合わせています。

モテすぎるあまり女性不信になっている志倉くんに対し、好きにならないように心がけて接していたまどか。そんなある日、熱で弱っている彼から特別扱いされるようなセリフを言われた場面です。年下男子にこんなかわいいことを言われてしまったら、サバサバしているヒロインもドキドキが止まりませんね!
円城寺遥『きよく、やましく、もどかしく。』

金髪ピアスの派手な見た目と荒い口調のせいで周囲からヤンキーに見られがちな主人公・円城寺遥。しかし、内面はピュアであり、うれしいときはわかりやすく態度に出たり、困った人を助けようとする優しい心を持っています。そんな遥に物怖じせずに接するS気質な風紀委員長の藤井はいつも一枚上手で、彼に振り回される場面ではかわいらしい一面を見せてくれます。

藤井が話しかけてくる理由は好意ではなく風紀委員として……と勘違いしていた遥に対して、藤井が丁寧に誤解を解き、さらに告白とキスをする場面です。遥と藤井の攻防戦はここで一度決着がつき、遥も自分の気持ちに正直になります。
桂おとぎ『恋せよまやかし天使ども』

学級委員長で学園のマドンナ的存在の主人公・桂おとぎ。目が合っただけで心を撃ち抜かれることから付いた異名は「心撃の天使(エンジェル)」。しかし、それは自分像を理解して演じている「表の顔」でした。自らを「完璧美少女」と称す自信家で、強気でナルシストな一面が彼女の本性。この二面性が彼女の魅力です。

心撃の天使であるヒロインが、副委員長の一刻(にのまえ・とき)くんの本性に見事に撃ち抜かれてしまいます。一度心に矢が刺さるとなかなか抜けず、今後も悩まされることに……。恋に悩むおとぎの新たな一面がさらにギャップ萌えを増幅させます。
福本茉白『ギャルと高偏差値男子が予備校で恋する話』

勉強が苦手なギャルの主人公・福本茉白(ふくもと・ましろ)は成績が悪かったため、予備校に通うことに。ポジティブな性格の茉白は、勉強ではなく彼氏を探しに行くという動機で通い始めたものの、桔平と出会い、少しでも彼と一緒の時間を作りたいがため勉学に励みます。その前向きな性格や他人を思いやれる優しさが彼女の魅力です。

ふたりが初めて同じ講習のクラスになり、他人と接する茉白を見た桔平が嫉妬をすることで、急展開を迎えます。この行動は天然なのか自覚的なのか、どちらにしても何かが変わりそうな予感のするシーンです。
クール・かっこいいヒロイン3選
天川理沙『ひかえめに言っても、これは愛』

「人生は自力」がモットーの主人公・天川理沙。人に頼ることができず、自分の気持ちを伝えるのが苦手で、何事も一人で解決しようとしてしまいます。NOとキッパリいえることや、義理人情に厚いことも魅力の一つですが、本音では素直でかわいい女の子になりたがっています。

これまでそうしてきたように、「一人でもしっかり生きていけるようにならなくちゃ」と自分を追い込む理沙に、「一人じゃない オレがいるから」と寄り添う言葉をかけられるシーンです。彼の優しさに動揺するも、その後の表情からはうれしさが伝わってきます。少しずつ心を開いていくきっかけとなる場面です。
滝口宵『うるわしの宵の月』

すらりとした手足に長い指、整ったルックスのため、物思いにふけるだけでも十分に絵になる美しさを持つ主人公・滝口宵(たきぐち・よい)。その容姿やふるまいから周囲から「王子」と呼ばれており、自らも少女漫画のお姫様よりも、ヒーローや王子側だろうと少し複雑な気持ちもありながらも受け入れていました。

もうひとりの「王子」である市村に、「王子っぽい女の子がいてもいい」「美人なのにお姫様扱いされたことないの?」と言われ、お姫様だっこをされる場面です。はじめてのことに赤面しうろたえてしまう宵、それが市村に刺さり、彼からのアプローチを受けはじめます。迫ってくる市村に少しずつガードが緩む宵にキュンとしてしまいます。
吉野詩『蔑む視線が最高です。』

男性の冷たい態度にときめきを感じる少し変わった性格の主人公・吉野詩。自分に嘘は付かない素直さと、気になった相手には積極的に近づこうする健気さを備え持っています。いつもどこか淡々とした表情でクールさを漂わせていますが、ときおり恋する乙女な顔を見せてくれます。

これまでは冷たくされれば誰でもいいと思っていた詩が、冷たさの裏に優しさを持つ成海先輩と関わり、この人じゃないとダメだと告げる場面です。このときはまだなんとなく「好き」の感情で動いている詩ですが、恋への第一歩と言ってもいい感情が芽生えた重要なシーンです。
独りぼっち・内向的なヒロイン3選
辻村葵『主人恋日記』

高校入学から1か月以上経ちますが、いまだにクラスに馴染めず友達ゼロの主人公・辻村葵。少女漫画家の母からは「まんがの主人公のような恋愛をする時がいつかくる」と言われていますが、現実はそう甘くなく……。一人でいることは気楽ですが、いつまでこの調子なのだろうとも考えています。

才能がある家族たちと自分を比べてしまい、卑屈になっていた葵に「お前の人生は 最初からお前が主人公なんだから」と声をかける世那(せな)くん。この一言から行動を起こす勇気が必要だと思い、変わろうとする葵の物語が始まります。
春野嵐子『春の嵐とモンスター』

幼少期のトラウマから、できるだけ人と関わらず空気のように生きていた春野嵐子(はるの・らんこ)。そんな主人公が、母親の再婚相手の連れ子である年下男子・栢(かや)と暮らすことになります。最初はヤンキータイプの義弟を避けようとしていた嵐子でしたが、彼の無垢な一面や過去の事情を知り、向き合って共に成長しようとする姿が見どころです。

栢にお願いされ、一度だけキスをしてしまった嵐子。家族ではありますが、血のつながった姉弟でもなく友達でもない二人の関係性は、キスを許してしまったことにより複雑になっていきます。二人の関係がどう進展していくのかお見逃しなく!
小林しんら『四畳半のいばら姫』

貧乏、親なし、友達なし、どん底な人生を過ごしている主人公・小林しんら。恋や青春を贅沢品とし、勉学に励むヒロインです。ある日、学校の人気者・佐々木雷(ささき・らい)に「友達になってよ」と言われ、興味本位で迫られたことに腹を立てますが……。

雷をはじめ、三人の男子から手を差し伸べられた主人公。他者からの善意をほどこしと捉えて関わりを断っていたしんらが、利用できるものは利用すると決め、協力関係を結ぶ場面です。ここからしんらの人生が動き出し、見えていなかった自分の魅力や、人の親切を受け入れられるように変わっていきます。
オタ気質なヒロイン3選
桐野桃華『沼すぎてもはや恋』

失恋がきっかけで、恋よりもオタ活に生きると決めた主人公・桐野桃華(きりの・ももか)。ある日、転校してきた女性嫌いの男子高生・狼谷柊斗(かめたに・しゅうと)が、実は女性を相手にすると赤面してしまうというかわいらしい素顔を持つことを知り、彼を推すことに決めます。うまくクラスに馴染めない狼谷をサポートしたり、狼谷の行動に一喜一憂したりなど、推し活を楽しんでいるうちに距離が縮まっていき……!?

一緒にいるだけではなく触れ合いたい、幸せを願っているだけでは物足りない、この気持ちはもう「推し」ではなく「恋」だと認める場面です。ずっと前から思っていた「好きになってしまいたい」気持ちに正直になった桃華の表情がたまらなくかわいらしいです……!
木下うたげ『多聞くん今どっち!?』

男性アイドルグループ「F/ACE」のメンバー・福原多聞(ふくはら・たもん)を推している主人公・木下うたげ。ある日、ハウスキーパーのバイトで訪れた先がなんと推しの家! しかし、そこにいたのはキラキラとしたアイドルではなく、ジメジメと根暗なオフの姿の多聞くんでした……。どんな姿であろうと、推し本人に対して普段と同様にオタクムーブをかますヒロイン。オタクメンタルの強さが彼女の持ち味です。

あくまで、ハウスキーパーとお客様、ファンとアイドルの関係性であったはずが、これまでの言動や、ライブ中に一緒に買ったネックレスにキスする多聞の対応は「ファンサ」で済ませていいものなのでしょうか。今後のうたげの運命やいかに……!
知見才南『顔だけじゃ好きになりません』

ネットで美しい顔を拝むことを趣味とするイケメン好きの主人公・知見才南(ちけん・さな)は、同じ高校に通うと噂されている謎のインフルエンサー・宇郷奏人(うごう・かなと)のファン。ある日、ばったり奏人先輩に会った才南は、彼が高校の公式アカウントのフォロワーを10万人にしないと退学になることを知り、中の人として奮闘する日々が始まります。奏人先輩に翻弄されまくる才南の心の声が表情にも現れ、見ていておもしろくかわいいヒロインです。

嫉妬や独占欲があるような素振りを見せなかった奏人先輩から「かわいいって その辺の奴に気付かれる」と言われる才南。単純かつシンプルな一言だからこそ、とんでもない破壊力がありますね……!
頑張り屋なヒロイン3選
橘穂高『どうせ泣くなら恋がいい』

父の仕事の都合で引っ越し7回、転校4回の経験をもつ主人公・橘穂高(たちばな・ほだか)。新しい友達を作ることについ張り切りすぎてしまい、学校に馴染めなかったトラウマもありますが、再スタートのために頑張ろうとします。感情豊かで泣きやすい性格ですが、ひたすら真っすぐなところが穂高の魅力です。

教室で自分のことをずっと待っていてくれた湊に、感謝の言葉を伝えたところ、顔と耳を赤らめながらも、優しい嘘をつく彼を見て穂高は恋に落ちてしまいます。穂高の学校生活や恋の行方がどうなるのか必見ですね。
吉野椿『Re:blue』

中学卒業後に就職し、現在20歳の主人公・吉野椿。上司との揉め事をある少年に助けられ、それをきっかけに人生を再スタートさせたいと思った椿は、退職して高校に入学することに。登校初日、クラスで以前助けられた少年・若宮煌(わかみや・きら)とまさかの再会をします。高校に通いたかったという後悔の念に向き合い、人生をやり直そうとする椿の勇気が素晴らしいです。

周囲との年の差を気にしていた椿に、「あの時となんも変わんねぇじゃん」とキラがもう一度手を指し伸ばし、椿も自分の本音をあらわにする場面です。勇気を持てた椿は、ここからキラやクラスメイトとの距離が縮まっていきます。
百瀬尋『メガネ、時々、ヤンキーくん』

中学でヤンキーにバカにされていたことから、ヤンキーのいない高校に入学した主人公・百瀬尋(ももせ・ひろ)。部活に入っていなかった尋は、どんくさい自分でも迷惑をかけないと思った「おたすけ部」に入部します。ドジですが真面目で素直で、なによりも過去の自分から変わりたいと思う尋を応援したくなります。

苦手意識をもっていた元ヤンキーの壱倉(いちくら)と部活で接するうちに、自分と同様に「変わりたい」という気持ちがあることを知り、過去に壱倉がかけてくれた言葉をそのまま返す場面です。このセリフを言えること自体が尋にとって大きな成長を感じさせます。
真面目・ピュアなヒロイン3選
水落鈴『放課後ブルーモーメント』

憧れの進学校に入学し、青春を謳歌しようと思っていた主人公・水落鈴(みずおち・すず)。しかし、真面目にがんばっているにも関わらず成績が振るわない鈴は、夏休みの補習を受けることになります。キラキラとした高校生活を遠目から見るだけであった鈴が、補習で仲良くなった清登(きよと)と一緒に夏休みの思い出を作ることに。清登となら「ふまじめなこと」ができるかもしれないと思い行動します。寄り道や制服で海に行くことを「ふまじめ」と考えているピュアさが、真面目に生きてきた鈴らしくてかわいらしいです。

もっと清登のことを知りたくなった鈴がつい「彼女いるの?」という質問をしてしまい、「なに聞いているの」と恥ずかしがっていたところに小声で「いないよ」と返事をしてくれる場面です。隣に友人たちもいるので会話はここで終わりますが、この後もしばらく鈴の心は躍りつづけます。
望月のばら『きみとバラ色の日々』

周りからは真面目と見られていますが、秘かに恋を夢見る普通の高校生・望月のばら。超が付くほどのいい子で、他人を信じて疑わない純粋な心が魅力です。
ある日、教師の頼みで病欠していた生徒の補習役を任されます。その相手は美しい外見とは裏腹に数々の悪い噂の絶えない有名人・瀬戸原でした。

簡単に人を信じてしまうのばらに、意味深な言葉をかける瀬戸原。頼まれたら断れない彼女に対して、もう少し警戒心を持てという忠告ではあるのですが、こうもセクシーに言い寄られると逆に変な意味として捉えてしまいそうになりますね……!
山田三葉『山田家の女』

祖母はバツ3、母はバツ2、姉はシングルマザーの女性だけの家庭で育った主人公・山田三葉。学年主席で秀才な彼女の夢は「誠実な旦那さんと幸せな家庭を築く」こと。ある日、金髪ピアスでいい噂を聞かない窪龍之介の手にけがを負わせてしまったことからパシリ生活が始まります。成績も優秀でしっかりしていますが、恋愛に関しては初々しい一面を見せてくれます。

龍之介が柔道部で真剣に練習をしている風景を見た三葉。派手さはなく、誠実で、会話はウィットに富んでいる、自身が思い描いていた理想の男性像に龍之介が当てはまっていることに気が付き、一気に惚れてしまう場面です。お互いを深く知る前から急発進してしまった気持ちは、この後も止まることなく走り続けます。
かわいい・ロマンチストなヒロイン1選
熊森心実『ふたりじめロマンチック』

幼い頃「たじまきょうへい」くんとファーストキスをしたことをきっかけに、ロマンチックな恋愛を求めるようになった高校2年生の熊森心実(くまもり・ここみ)。新しいクラスの名簿に「田島京平」の名前があり本人に会いに行きますが、同姓同名の別人で感じ悪くあしらわれてしまいます……。恋愛脳の心実が、最初は仲良くなれる気がしないと思っていた田島くん相手に、細かいことろでキュンとしている姿が愛くるしいです。

借り物競争のお題が「好きな人」で悩んでいた心実に駆け付け、一緒に走っている場面です。田島くんはお題を勘違いしていたのですが、心実にとって人生で一番ロマンチックだったファーストキスの瞬間が更新されてしまうほどの甘い時間になりました。それを聞いた田島くんがロマンチックに興味を持ちはじめ、ふたりの運命が絡みはじめます。
【無料試し読みあり】どくしょ部員厳選!おすすめ少女漫画のヒロインランキング
どくしょ部のメンバーが実際に作品を読んで、特に推したいヒロインたちをランキングにしてみました。今回、栄えある一位には頑張り屋さんで応援したくなる『Re:blue』のヒロイン・吉野椿がランクイン! 無料試し読みができる作品もあるので、おすすめのヒロインキャラをもっと知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
1位:吉野椿『Re:blue』
2位:滝口宵『うるわしの宵の月』
3位:桐野桃華『沼すぎてもはや恋』
4位:熊森心実『ふたりじめロマンチック』
5位:円城寺遥『きよく、やましく、もどかしく。』(全7巻完結)
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