年間1,000作品近く漫画を読んでいるDMMブックスの書店員が、独断と偏見に基づいて作品をレコメンドする「DMMブックスどくしょ部おすすめ特集」シリーズ第11弾。今回はSF・ファンタジー要素もありつつ、大きくてふわふわでかわいい不思議な生き物たちとの、癒やしの日常を描いたおすすめ作品を2作品ピックアップ! 不思議なペットとのほっこりエピソードに、なんだか幸せな気持ちになれるような作品をご紹介します。癒やし効果抜群のもふもふな世界観をご堪能ください。(文責:書店員S)
不思議な生き物との癒やしの日常漫画
モスのいる日常

犬より、猫より、大きなモス(蛾)のペットが大人気!?SNSで話題の ふわふわでキュートなモスとの日常漫画がついに単行本化!太古の昔、虫たちは巨大だった。そんな時代から数億年…彼らは化石になってしまったのだろうか?――いや、実は一部生き残っていた。コンビニに出かけようとしたお兄さんが出会ったのはふわふわで大きいモス(蛾)。そのモスは、野生では生きていけないカイコ系のモスだった…!?大きな虫たちと暮らす、ゆるっと不思議な日常が始まります。〇単行本でしか読めない描きおろし小話も収録!【目次】1話:モスとの出会い2話:モスと動物病院3話:商店街のモス4話:夜勤さんとモス5話:モスグッズとモス6話:モス雑誌とモス7話:モスのいる歴史8話:少年とモス9話:セミトラップの恐怖10話:キャンプファイヤーとモス11話:肝試しとモス12話:毒のあるモス13話:北海道のユキムシ14話:ハロウィンのモス15話:タレントのモス16話:ストーブとモス17話:冬を越すモス描きおろし小話
もふもふじゃなくてモスモス! 巨大モス(蛾)と人々のゆったりとした日常を描いたSNSでも人気の作品です。
巨大化した虫たちが増えるなか、ペットとして飼われるようになった大きなモス。ある日出かけようとしていた主人公の前に、真っ白なモスが現れます。品種改良によって野生では生きていけない、カイコ系モスだと知った主人公は飼うことに決めて……。
ふわふわの体に短い手足など、フォルムのかわいさは圧倒的。人間にお世話されていた品種なので、羽があっても飛べなかったり体力が少なかったりと、少しどんくさいところも魅力的。光に集まるモス、飼い主に吸われるモス……。動く度に生じる「モス」という効果音がクセになります。キャラクターはかわいくデフォルメされているので、虫が苦手な方にもおすすめできる作品です。
猫を拾った話。
仕事帰りのある雨の日、弱っていた子ねこを拾った主人公のイガイさん。大切にお世話し続けた1か月後、なんと巨大な異形の単眼ねこ(?)へと育っていて!? 不思議な生き物へと成長したねこを隠しながら、相思相愛な一人と一匹の毎日が綴られた、X(旧ツイッター)発の作品です。
奇妙な姿をしていても、行動や仕草はねこそのもの。全力でイガイさんに甘えるかわいい姿がたまらない……かと思いきや、ときには地球の生き物とは思えないギョッとするような行動をすることも。健気なねこの愛おしさと、少しホラー味のある描写の絶妙なバランスがおもしろいです。ねこ好きの方にイチオシの作品です。
終わりに
今回は、疲れた時・癒やされたい時におすすめの作品をご紹介しました。大きくてふわふわの生き物との暮らしに、憧れたことがある方もいるのではないでしょうか? どちらの作品もテンポ良く一話も短いので、読みやすい作品となっています。気になった作品はぜひチェックしてみてください。
DMMブックスには、無料で試し読みできる作品や、キャンペーン中の電子書籍がたくさんあります。無料のビューアーとアプリで簡単に読むことができるので、ぜひお試しください!
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