この記事では、年間1,000作品近く漫画を読んでいるDMMブックスの書店員がおすすめの将棋漫画を24作品ピックアップ。将棋ファンを熱くする本格将棋漫画はもちろん、将棋を勉強中の方やビギナーも楽しめる作品、はたまた棋士のほのぼのとした日常を描いたものまで、幅広くご紹介します!
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目次
必見!2025年最新のおすすめ将棋漫画
まずは、2024~2025年に1巻が発売されたばかりの最新のおすすめ将棋漫画をご紹介します。まだ読んでいない方も、今チェックすればすぐに追いつけますよ!
目の前の神様
【あらすじ】
主人公・大刀遥一郎(おおだち・よういちろう)は、プロデビュー戦で「上様」こと上方(うえかた)五段と対局し敗北してしまいます。上方を「神様みたい」と感じた大刀は、デビュー戦敗退後は思うように将棋を指せず、自信を失う一方で……?
【見どころ】
上方と比べ、主人公は自分を凡人だと思っていますが、本当は将棋で勝ちたいという気持ちを誰よりも強く持っています。神様のような天才に圧倒されながらも、勝利のためにあがいていく主人公の姿を応援したくなります!
【書店員イチオシポイント】
「少年ジャンプ+」で連載されている今注目の将棋漫画です。将棋にあまり詳しくない方、勉強途中の方でも楽しく読める作品ですよ。主人公・大刀の成長をぜひリアルタイムで見守ってください!
盤上のオリオン
【あらすじ】
主人公・二宮夕飛は将棋の神童と呼ばれていた高校生。連敗続きの上、ライバル・久慈彼方との差を見せつけられ将棋への情熱を失いかけていたところ、偶然立ち寄ったバーで客と将棋を指している少女・茅森月に出会います。月の将棋に刺激を受け、夕飛は再び将棋と向き合うことに!
【見どころ】
奨励会での努力と葛藤という将棋漫画の王道的なストーリーをなぞりつつ、バーで将棋を指すという一風変わった舞台設定が光ります。魅力的なヒロインが登場する将棋漫画を探している方にもおすすめです!
【書店員イチオシポイント】
ヒロインの月は横暴・破天荒な性格で、目が離せなくなります。今後の展開が楽しみな注目作です!
熱い対局にしびれる!王道のおすすめ将棋漫画
続いて、対局の場面が読み応えのある、王道のおすすめ将棋漫画をご紹介します! 将棋が好きな方は必見ですよ。
バンオウ-盤王-(全8巻完結)

【あらすじ】
主人公は永遠の命を持つ吸血鬼・月山。数百年前に出会った将棋を趣味として生きてきた彼は、居場所である将棋教室を存続させるためタイトル戦に挑むことに!
【見どころ】
「少年ジャンプ+」発、吸血鬼が主人公の異色の将棋漫画です。突拍子もない設定ですが、月山の将棋への愛は本物。彼の将棋観は不老不死の吸血鬼ならではのもので、熱く、ときにユーモラスに描かれています。
【書店員イチオシポイント】
長生きしてきただけあって、主人公の使う手がかなり古いのがおもしろいポイント。ネット将棋が強いという設定も絶妙。将棋好きの方にぜひ読んでほしい作品です!
月下の棋士(全32巻完結)

【あらすじ】
伝説の棋士が書いた推薦状を持って奨励会に現れた謎の少年・氷室将介(ひむろ・しょうすけ)。彼は次々とやってくる相手を打ち負かし、名人の座へ駆け上がっていきます。
【見どころ】
初手端歩(△9四歩)に代表される、主人公の挑発的な指し方がテンションをどんどん上げていきます。目上の相手に対しても臆さず勝負を仕掛けていく主人公の姿に熱くなること間違いなし!
【書店員イチオシポイント】
個性的なキャラクターが数多く登場するのも本作の特徴。その日のラッキーカラーで全身を埋め尽くす、「歩くコンピューター」こと武者小路和清(むしゃのこうじ・かずきよ)など、一度読んだら忘れられない魅力的なキャラクターぞろいです。
ハチワンダイバー(全35巻完結)
【あらすじ】
プロ棋士の夢を絶たれた男・菅田健太郎。彼は賭け将棋の世界・通称「真剣師」の間では負け知らずでしたが、すさんだ生活をしています。しかし、とある女性に敗れ人生が一変。将棋への情熱を取り戻した菅田は、頂点を目指して戦い始めます!
【見どころ】
奨励会やプロではなく、アマチュアの賭け将棋を中心に据えた作品です。キャラクターごとに「必殺技」があるのも特徴的。
【書店員イチオシポイント】
「このマンガがすごい!」2008年オトコ編1位を受賞し、ドラマ化もされている人気作です。バトル漫画のような熱い演出が楽しめます!
永世乙女の戦い方
【あらすじ】
将棋に人生を賭ける女子高生・早乙女香(さおとめ・こう)。学校や友人よりも将棋を優先するその理由は、最強の女流棋士・天野香織と戦うためです。次々に現れるライバルたちとの激闘を、荒々しくも美しく描きます!
【見どころ】
女流棋士たちの戦いを描いた将棋漫画。ダイナミックな画面と緻密な心理描写が読者の視線をグイグイ引っ張ってくれます。
【書店員イチオシポイント】
監修は現役の女流棋士・香川愛生。作者がイメージした対局にあわせた棋譜が提供されており、迫力がありますよ。
宗桂〜飛翔の譜〜 (全3巻完結)

●安永四年(1775)、江戸――実在した将棋指しの物語。江戸には代々、将棋で俸禄を得る「将軍家将棋指南役」、つまり幕府公認の将棋指しがいた。実在した「将棋御三家」である。この物語は、御三家筆頭・大橋本家当主にして、後に八世名人を襲位する「九代目大橋宗桂」と、彼を巡る将棋指したちが織りなす葛藤と真剣勝負、夢と情を描いた本格将棋ドラマである。●星野泰視だから描けるひりつく勝負、渡辺明だから成り立つ唯一無二の精巧な将棋図面。指さない「観る将」でも将棋の内容が分かる!本作で指される将棋は、現存する江戸時代の棋譜をベースにしたものはもちろん、それとは別に約半数は将棋界を代表するトップ棋士・渡辺二冠(棋王・王将)の手で初手から投了まで組み立てたオリジナルのもので構成。そこに『哲也-雀聖と呼ばれた男-』を大ヒットに導いた星野泰視による、濃密なキャラクターと心理戦が加わり、さらに史実も絡んだ深みのある「本格将棋エンターテインメント」に仕上がっています。さらにそれに留まらず、渡辺二冠による書き下ろし解説コラムを一話一話に追加!「将棋をしっかり描いている」のに「初心者も理解できる」、新しい将棋漫画体験がここに!※電子版にはおまけマンガ2ページを収録。
【あらすじ】
舞台は江戸時代。将軍家将棋指南役・九代目大橋宗桂が、将棋を介して悪を退治していく本格派の将棋ドラマです。
【見どころ】
江戸時代の将棋指したちを描く、歴史ものの作品です。漫画担当は『哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』にて緊張感ある麻雀を描いた星野泰視で、ヒリヒリする心理戦が描かれています。
【書店員イチオシポイント】
かつて羽生善治を相手にした竜王戦7番勝負で3連敗4連勝という怒涛の逆転劇を見せたトップ棋士・渡辺明九段が監修に参加しており、一話ごとに「監修記」が挟まれているのが特徴です。渡辺九段の解説と棋譜は、将棋ファンなら必見です!
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男- (全9巻完結)
【あらすじ】
29歳という若さで亡くなった孤高の天才棋士・村山聖(むらやま・さとし)の生涯を描いた、伝記的な漫画です。
【見どころ】
幼い頃から難病を患い、過酷な闘病生活をしてきた彼が、どのように将棋と向き合ってきたのかが描かれている作品。すさまじい生きざまに圧倒されます。
【書店員イチオシポイント】
実際の出来事をもとにしているので、実在の棋士のエピソードや棋譜など、細かいディティールにあふれた高濃度の漫画です。コアな将棋ファンはもちろん、将棋ビギナーにも読んでほしい名作です。
将棋指す獣
【あらすじ】
制度上は可能なものの、いまだ女性でプロ棋士になった者はいない……。主人公の弾塚光(だんづか・ひかり)は初の女性プロ棋士を目指し、厳しい戦いに挑みます!
【見どころ】
光は攻撃的な手を指し続けることから「ケダモノ」と呼ばれています。対局シーンは臨場感たっぷり! AIを駆使する天才少年など、その他にも個性豊かなキャラクターが登場します。
【書店員イチオシポイント】
女性としてプロ棋士を目指す光の快進撃にご注目ください。女性が主人公の将棋漫画を読みたい方におすすめです。
人間ドラマを楽しむ!青春系おすすめ将棋漫画
奨励会員たちの生きざま、棋士ならではの苦悩など、将棋漫画には重厚な人間ドラマがつきものです。この章では、若い棋士たちの青春を描いたおすすめの将棋漫画をピックアップしました!
或るアホウの一生(全4巻完結)

【あらすじ】
主人公・瞬は奨励会で少しずつ勝ち上がっている17歳。天才なのかアホなのかよくわからない彼を中心に繰り広げられる、青春系将棋物語です。
【見どころ】
ゆるめの絵柄が魅力的な本作。序盤は牧歌的に始まりますが、徐々にキャラクターたちの複雑な背景や思惑が掘り下げられていきます。どうして強くなりたいのか、迷いながらも成長していく主人公を応援したくなります!
【書店員イチオシポイント】
瞬の師匠である灰島とのエピソードには注目です。4巻という短めのボリュームとは思えない、ずっしりとした読書体験が得られます。
3月のライオン
【あらすじ】
主人公は孤独な中学生プロ棋士・桐山零(きりやま・れい)。将棋に打ち込むことで生き延びてきた彼が川本家と出会い、交流することで大切なものを取り戻していく物語です。
【見どころ】
美大恋愛漫画『ハチミツとクローバー』の羽海野チカが描く将棋漫画です。言葉の使い方が非常に特徴的で、キャラクターたちの一言では言い切れない複雑な胸の内に、毎回心打たれます。
【書店員イチオシポイント】
アニメ化、実写映画化もされた人気作です。プロ棋士として戦いながら人間として成長していく主人公の姿から目が離せません。川本家の次女・ひなたとの恋愛模様も描かれます。
りゅうおうのおしごと!(全10巻完結)

【わたしをおうちに、おいてくれますか?】「のうりん」白鳥士郎が送る最新作は、「将棋」が舞台!! 史上最年少の16歳で将棋界最高位「竜王」となったプロ棋士・九頭竜八一。そしてその下に、弟子にして欲しいと押しかけた少女・雛鶴あい。苦悩する若すぎたタイトルホルダーは、将棋に真摯に向かい合う弟子を通して、自分の将棋を取り戻し……え、あいちゃん9歳なの? JSじゃんJS!! で、八一と同居してんの? そして夜な夜な、朝まで、え?え? おまわりさーん、こっちでーす。そんなカンジ(?)の、マンガ版『ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ』第1巻!!(C)Shirow Shiratori/SB Creative Corp. Original Character Designs:(C)Shirabii/SB Creative Corp. (C)2016 Kazuki (C)2016 Kogetaokoge
【あらすじ】
16歳で将棋界の最強タイトル「竜王」の名を獲得した九頭竜八一(くずりゅう・やいち)。彼のもとに9歳の女の子・雛鶴あい(ひなつる・あい)が突然「弟子にしてほしい」と押しかけてきて……!?
【見どころ】
2018年にアニメ化もされた、人気ライトノベルのコミカライズです。将棋に情熱を燃やすあいと、八一の会話は見ていてワクワクします。対局描写は胸が熱くなります!
【書店員イチオシポイント】
ラブコメやギャグ要素もあり、将棋初心者でも読みやすい作品です。
将棋少年
【あらすじ】
14歳の虎牙一路(こが・いちろ)と、奨励会三段の久龍千尋(くりゅう・ちひろ)は、スイーツを食べさせ合うほど仲の良い2人。しかし、一路がついに奨励会の初段に上がったことで、少しずつ関係に変化が生じていきます。
【見どころ】
プロを目指す少年たちの葛藤と憧れを描く、青春将棋ストーリーです。幼いゆえの不安定な関係性が、豪華な画面とともに丁寧に描かれます。
【書店員イチオシポイント】
本作の特徴は、登場人物の背後に美しい花が描かれること。心理的な演出によって青春の輝きがいっそう際立っています。
龍と苺
【あらすじ】
命懸けで何かがしたいとエネルギーを持て余している中学生・藍田苺。ある日、トラブルを起こしてスクールカウンセラーに呼び出されます。その際に将棋の世界に誘われ、メキメキと頭角を現していき……!?
【見どころ】
『響〜小説家になる方法〜』の柳本光晴がおくる、パワフルな作品です。圧倒的な才能で強敵を打ち負かしていく苺から目が離せません!
【書店員イチオシポイント】
『響〜小説家になる方法〜』と同様、「天才」の描き方に迫力があります。挫折を乗り越え、将棋を好きになっていく主人公の姿にご注目ください!
盤上の詰みと罰(全2巻完結)
【あらすじ】
一か月ごとに記憶がリセットされてしまう女子高生・霧島都(きりしま・みやこ)。実は高校生ながら女流タイトルをすべて取っていた、とんでもなく強い女流棋士で……。
【見どころ】
失われた記憶をめぐって全国各地を旅する将棋漫画です。倒れる前に対局していた相手と再会することも目的の一つです。
【書店員イチオシポイント】
記憶が保てなくなったからこそ、毎日将棋と向き合う主人公。彼女が出会う人々との交流や、将棋に賭ける熱い思いに胸が締め付けられます。
ゆるい雰囲気に癒される 日常系おすすめ将棋漫画
盤上で真剣勝負を繰り広げている棋士たちにも日常生活があります。この章では、ゆる~い雰囲気で楽しめる、日常系おすすめ将棋漫画をご紹介します!
花四段といっしょ

【あらすじ】
対局中に相手のYoutubeチャンネルの収益を想像して驚愕したり、食べたいものを妄想したり、主人公・花つみれ四段の頭の中は雑念でいっぱい。くすっと笑えて心温まる、日常系将棋漫画です!
【見どころ】
すぐに雑念にとらわれてしまう花四段がチャーミングなのはもちろん、他の棋士たちも個性豊かで魅力的です。花四段と彼らの交流も本作の見どころ。
【書店員イチオシポイント】
コメディタッチのエピソードが多めですが、各キャラクターの感情の機微も繊細に描かれています。人間味あふれる棋士たちの姿をお楽しみください!
それでも歩は寄せてくる
【あらすじ】
主人公・田中歩は、将棋が強い先輩・八乙女うるしに恋をしている将棋初心者。将棋に勝てたら先輩に告白すると決めていますが、実力差は埋められず何度も負けてしまい……。しかし、ぐいぐいと攻めてくる歩に先輩はドキドキしっぱなし!
【見どころ】
二人しかいない将棋部で繰り広げられる、青春将棋ラブコメ! 作者は『からかい上手の高木さん』にて甘酸っぱいラブコメを描いた山本崇一朗です。
【書店員イチオシポイント】
将棋以外も含めた二人の攻防がおもしろく、将棋の知識がなくても楽しく読めます。部活もののラブストーリーが好きな方におすすめの作品です!
紅井さんは今日も詰んでる。(全2巻完結)
【あらすじ】
奨励会一級の天才女子高生・紅井小馬(あかい・こま)は、プロ入りを目指して努力の真っ最中。学校の準備室(教師の控室)を自宅のように使用しているうち、将棋女子たちが増えてきて!?
【見どころ】
一癖も二癖もある将棋女子たちと、彼女たちに振り回される新人教師・只野とのドタバタなやり取りが楽しい四コマ将棋漫画です。将棋の陣形や用語を交えた将棋ギャグがおもしろい!
【書店員イチオシポイント】
将棋好きならくすりと笑える展開が目白押しです。「詰んデレ」ヒロインのかわいらしさにもご注目ください。
ひらけ駒!(全8巻完結)
【あらすじ】
将棋に夢中な小学4年生の菊池宝(きくち・たから)と、その母の日常を描いたほのぼの将棋漫画です。将棋の駒を見に店へ行ったり、道場で見知らぬ大人と交流したり、大会に参加してみたり、休日は将棋ざんまい!
【見どころ】
対局などのバトル要素だけでなく、将棋が好きな人の日常が描かれています。母親の視点から描かれる子育てものとしての側面もあります。
【書店員イチオシポイント】
子を見守る母の優しさに、読んでいてじんわり胸が温かくなります。子どもの成長物語としても楽しめる作品です。
異色の設定も!?個性的なおすすめ将棋漫画
将棋漫画には他にも個性豊かな作品が盛りだくさん! 実在の棋士についてのエッセイ漫画や、グルメと将棋を組み合わせた異色作など、異色作の数々をご覧ください。
将棋の渡辺くん

【あらすじ】
永世竜王・棋王資格者のトップ棋士・渡辺明の妻である伊奈めぐみが、夫の日常をつづったエッセイ漫画です。
【見どころ】
対局だけでなく、仕事に行く際のスケジュールや趣味、交友関係までユーモラスに描かれています。ぬいぐるみが好きだったり、少し天然っぽいところがあったりと、渡辺棋士の素の姿はとってもキュートです!
【書店員イチオシポイント】
プロ棋士も同じ人間なのだとどこか身近に感じることができる作品です。将棋ファンはもちろん、将棋をこれから勉強したい方にもおすすめですよ。
将棋めし(全6巻完結)
【あらすじ】
主人公・峠なゆたは、対局の休憩中に取るご飯にこだわる女流棋士。将棋と食事の関係に焦点を当てた将棋グルメ漫画です!
【見どころ】
主人公のおいしそうな表情や丁寧な食レポなどグルメ漫画の要素も大きいですが、メインテーマは将棋! 対局や棋士同士の交流の様子などもしっかり描かれています。
【書店員イチオシポイント】
現実でも棋士の食事は度々話題になりますよね。会場や天候などさまざまな条件を踏まえて食べるものを選ぶこと、それ自体がドラマになっています。
こんなレベルの低い将棋見たことがない!

世は空前の将棋ブーム!おもしろい将棋マンガもたくさん!しかし自分は将棋を知らない…。将棋の楽しさを味わいたい。そこで一念発起した著者が底辺から将棋王を目指す進撃の実録コミックエッセイ!ちなみに本作の推薦コメントを羽生善治氏にいただけないかと日本将棋連盟の広報にお願いしたところ、「漫画としてはおもしろいんですけどね…」と苦笑いされて終わりました。ですよね!(実話)【目次】第一局 将棋始めました!第二局 初めて勝ちました!第三局 初めて首絞められました!第四局 初めてタッグ戦やりました!第五局 初めて凌辱されました!第六局 初めて将棋の魅力にハマりました!第七局 初めて勉強しました!第八局 初めて……初めてでした!第九局 初めて握手しました!第十局 初めて将棋会館に行きました!第十一局 初めて気がつきました!
【あらすじ】
作者は将棋漫画が大好きなのに、作中の棋譜が読めない! 一念発起して将棋を始め、友人や先輩漫画家たちと対局を重ねていきます。
【見どころ】
作者自身が将棋を学んでいく様子を描くコミカルなエッセイ漫画です。全くの初心者から始まるので、タイトル通り「レベルの低い」、でも楽しい対局が描かれます。
【書店員イチオシポイント】
棋譜を誰も覚えていなかったり、いちいちしょうもない理由で揉めたり、他の将棋漫画ではなかなか見られない光景が登場して、笑いながら読める作品です。
ナリキン!(全8巻完結)
【あらすじ】
史上最年少プロ棋士・ナリキンこと、成金歩(なりがね・あゆむ)。ある日、電車内で謎の男に才能を見込まれ、あれよあれよとサッカー選手になることに……!?
【見どころ】
棋士であると同時にサッカー選手でもある、奇想天外な主人公を描く異色の将棋漫画です。将棋の「先を読む」発想でサッカーを攻略する主人公の活躍にご注目!
【書店員イチオシポイント】
将棋とサッカーという異色に思える組み合わせですが、ナリキンはどちらも盤上の勝負と捉えて挑みます。スポーツ漫画好きにもおすすめです。
しおんの王(全8巻完結)
【あらすじ】
両親が惨殺され、そのショックで声が出なくなってしまった安岡紫音(やすおか・しおん)。記憶に残っているのは、犯人の指先が将棋を指す仕草をしていたこと。紫音は犯人を見つけるために将棋を始め、わずか12歳で女流棋士となります。
【見どころ】
将棋×推理サスペンスという、こちらも意外な組み合わせの作品です。犯人探しのために将棋の才能を発揮する主人公の姿に興奮しっぱなしです!
【書店員イチオシポイント】
2007年にはアニメ化もされた本作。原作者・かとりまさるの正体は、なんと元女流棋士・林葉直子!
【無料試し読みあり】どくしょ部厳選!おすすめランキング
将棋ファンのDMMブックス書店員が自信を持っておすすめする将棋漫画ランキングはこちら! 全て無料で試し読みできるので、まずは気軽にチェックしてみてくださいね。
1位:月下の棋士(全32巻完結)
2位:ハチワンダイバー(全35巻完結)
3位:或るアホウの一生(全4巻完結)
4位:花四段といっしょ
5位:こんなレベルの低い将棋見たことがない!
終わりに
今回ご紹介した将棋漫画では、プロ棋士や女流棋士はもちろん、小学生から大人まで幅広い人々が真剣に、そして心から楽しんで将棋を指しています。老若男女問わず人々を魅了し続ける将棋の世界を、ぜひ漫画でも味わってみてください!
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