『週刊少年ジャンプ』特集 おすすめバトル漫画3選

 『週刊少年ジャンプ』は、1969年の刊行開始以来、少年漫画雑誌として多くの傑作を輩出してきました。本記事では、年間1,000作品近く漫画を読んでいるDMMブックスの書店員が、バトル漫画のなかからおすすめ3作品を厳選! 現在も連載中の話題作や、言語センスの光る目白押しな人気作品などをご紹介します。

最強の元・殺し屋を描いた話題のバトルコメディ

 話題沸騰! 迫力満点なバトルとギャグのギャップがおもしろい漫画をご紹介します。

SAKAMOTO DAYS

SAKAMOTO DAYS 1

SAKAMOTO DAYS 1

町の商店を営むふくよかな男・坂本太郎。その正体は全ての悪党が恐れ、憧れた元・伝説の殺し屋!! 襲い来る危険から家族と日常を守る、坂本の日々とは…!? バトルとコメディが交錯するネオアクション活劇、開幕!!

 一般市民と家庭を築いた元・殺し屋が主人公。「誰も殺さない」ことを妻に誓ったため、敵に襲われても殺さずに撃退します。
 本作の見どころは、スタイリッシュなアクションの数々! 鍋やペンなど身近なアイテムを用いて颯爽と戦う主人公に惚れ惚れします。巻が進むほどバトル描写も尻上がりにかっこよくなっていくので、最新巻までぜひ読んでほしい作品です。
 バトルだけでなく、ギャグ要素も見どころの一つ。戦闘時とギャップのあるやり取りにクスリときます。ホームコメディがお好きな方や、躍動感のあるアクション漫画が読みたい方におすすめです。

迫力満点! 大人気ファンタジーバトル漫画

 バトル漫画の見どころといえば、繰り出される技の迫力や、技名のかっこよさ。ダークな世界観で繰り広げられる、かっこいい技や演出が魅力的な漫画を2作品ご紹介します。

呪術廻戦

呪術廻戦 1

呪術廻戦 1

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

 テレビアニメシリーズや劇場版も大ヒット! 人間と呪いの戦いを描いた、ダークファンタジー作品です。
 オカルティックな世界観で繰り広げられるスタイリッシュな呪術バトルが特徴です。呪いや怪異をテーマにしたダークな雰囲気がありつつも、少年漫画らしい明るさのおかげで、怖すぎずに楽しめるバランスが見事です。いつ誰が死ぬかわからない緊張感も、読者を惹きつけます。2023年7月より、アニメ第二期が放送予定です。
 ホラーやオカルト系の作品がお好きな方は、ぜひ手に取ってみてください。

BLEACH(全74巻完結)

BLEACH モノクロ版 1

BLEACH モノクロ版 1

黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

 シリーズ累計発行部数、1億3000万部突破! 世界中にファンを持つ、大人気ファンタジーアクション漫画です。2023年7月より、新作アニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』の放送が予定されています。
 大迫力の戦闘はもちろんのこと、『BLEACH』最大の特徴は、言葉選びのかっこよさ。キャラや斬魄刀の名前から技名にいたるまで、ネーミングセンスにかけては漫画界でもトップクラス。本作は2016年に完結しましたが、その後同じ世界観の『BURN THE WITCH』、本編の10年後を描いた『BLEACH 獄頤鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)』を発表しています。
 かっこいいバトル作品をお探しの方におすすめしたい、名作漫画です。
 ちなみに、先ほどご紹介した漫画『呪術廻戦』の作者・芥見下々(あくたみ・げげ)は、『BLEACH』に多大な影響を受けていると公言しています。(詳しくは『呪術廻戦 公式ファンブック』にて!)

終わりに

 本記事では、週刊少年ジャンプ作品のなかから、バトル漫画を3作品ご紹介しました。完結済みの名作から、現在も連載中の作品もありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
 DMMブックスには、無料で試し読みできる作品や、キャンペーン中の電子書籍がたくさんあります。無料のビューアーとアプリで簡単に読むことができるので、ぜひお試しください!

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