1874年6月17日に日本で巡査制度が導入され、警察官という職業が生まれました。このことにちなんで、6月17日は「おまわりさんの日」に制定されています。
今回は、年間1,000作品近く漫画を読んでいるDMMブックスの書店員が、警察官がテーマのおすすめ漫画を3作品ピックアップ! 犯罪から私たち民間人を守ってくれる警察官の仕事模様や、警察学校の様子がわかる作品をご紹介します。
警察官がテーマのおすすめ漫画
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜
リアリティあふれる警察描写が魅力! 23巻で第1部は完結済みです。
新人女性警察官の川合と、ベテラン女性警察官の藤部長は地域の人のために働く交番勤務の警察官。その実態はとてもハードで……?
作者・泰三子自身が元警察官ということもあり、自分の経験を活かした警察官描写が特徴。リアリティのあるお仕事漫画としても読み応えがあります。
天然な川合と元エース刑事・藤のキレのある掛け合いがおもしろく、ギャグ漫画好きにもおすすめです。巻が進むにつれてシリアスなサスペンス要素も加わってきます。ドラマ化やアニメ化もされた人気作をぜひチェックしてみてください。
こちら葛飾区亀有公園前派出所(全201巻完結)
『週刊少年ジャンプ』のご長寿名作警察漫画といえばこれ! 破天荒な巡査長・両津勘吉が暴れる人情系ギャグ漫画です。
1976年から2016年まで連載され、40周年目の200巻で一旦完結。その後も不定期で読み切りが発表され、2021年発売の201巻で『ゴルゴ13』が持つギネス記録「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」の刊行記録とならびました。
警察ネタはもちろん、40年間分の時節ネタが楽しめるところもポイント。例えば、1996年発売の100巻では葛飾警察署にインターネットを導入するエピソードや、104巻ではたまごっちが登場します。時代を反映した時事ネタの数々に、ノスタルジックな気持ちになれる不朽の名作です。
名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story (全2巻完結)

名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story 上
新たなる『名探偵コナン』開幕!降谷零、松田陣平、伊達航、萩原研二、諸伏景光……現在、降谷を除く全員は既にこの世にいない。だが、5人は警察官としていずれも劣らぬ不世出の才能を持っていた。そんな彼ら、実は警視庁警察学校の同期。ずば抜けて優秀な反面、問題視される程強烈な個性を持つ彼らは一体、どんな学校生活を送っていたのか…!?今語られる正義を胸に駆け抜けた5人の青春時代…原作・青山剛昌、作画・新井隆広で贈る、新たなる『名探偵コナン』開幕!
スピンオフの舞台は警察学校! 『名探偵コナン』屈指の人気キャラ、公安警察・降谷零の警察学校時代が明かされます。
本作では、降谷が警察学校時代に経験した事件を、同期たちと乗りこえていく姿が描かれています。これまで『名探偵コナン』に登場した警察官たちが、同期として登場するのがポイント。警視庁警察学校の風景や、訓練・授業の様子を垣間見ることができるので、警察学校の内部に興味がある方にもおすすめです。
終わりに
警察官は市民の安全を守る重大な仕事。警察官を描いた漫画を読むことで、警察官の仕事の奥深さや大変さをよりくわしく知ることができます。関連記事で紹介している「最新おすすめヤクザ・裏社会漫画」の記事でも、警察や麻薬取締官を題材にした作品を紹介しているので、気になったらチェックしてくださいね!
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