5月12日は看護の日。近代看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日に由来しております。日本では厚労省により、看護の心・ケアの心・助け合いの心を育むきっかけとなるように1990年に制定されました。
そこで今回は、年間1,000作品近く漫画を読んでいるDMMブックスの書店員が、おすすめの医療漫画を厳選! 産婦人科がテーマのドラマ化作品をはじめとして、精神科・コロナ外来・訪問看護など、さまざまな題材の漫画を5作品ご紹介します。
目次
看護師が主人公のおすすめ医療漫画
医療現場の第一線で働く看護師を描く、おすすめの医療漫画を4作品ご紹介します。
【毎日¥0】ナースのチカラ 〜私たちにできること 訪問看護物語〜
主夫の栗田幸代は、義母の介護経験がきっかけで50歳にして看護師になります。彼女は訪問看護の現場に入りますが、一筋縄ではいかないことも多く……。
看護の現場のシビアな姿を描いているのが特徴。「自宅で治療を受ける患者に必要なことは何か」という訪問看護ならではの葛藤、患者と看護師との距離感の問題など、難しい問題を真正面から描いています。苦しくも厳しい現場でありながらも、看護師の方々が最善を尽くす様子に勇気をもらえる作品です。
こころのナース夜野さん(全6巻完結)
心の病気に向き合う、精神科看護師と患者たちのヒューマンドラマ。
家族の他界と仕事の忙しさから、自分の中にいつもと違う自分が現れる。そんな症状に気付いた主人公・夜野(よるの)は、心の病気について学ぶため精神科に就くことにします。 本作は、さまざまな問題を抱えた患者に耳を傾ける看護師の姿を描いています。心の病気と一口に言っても、その症状や原因はさまざま。だからこそ寄り添ってくれる人がいることの重要さが伝わります。
患者の心の声を聞こうとする看護師の姿から、自分自身の心の声も大切にしようと思うきっかけになる作品です。
コロナ外来の看護師
新型コロナウイルスの医療現場について綴られたエッセイ漫画です。
作者・笹木綾は東京都内の総合病院に務める看護師。日本でも新型コロナウイルスが流行し始めた2020年4月、コロナ外来への配属を任されます。
世界中で感染が拡大した新型コロナウイルスは、日本でも多くの社会問題を起こしました。流行当初の医療現場をリアルに描いた本作は、万全でない体制や訪れる患者の不安を克明に描いています。
看護師が主人公のドラマ化医療漫画
産婦人科に務める看護師をテーマに描いた、おすすめの医療漫画を1作品ご紹介します。
透明なゆりかご〜産婦人科医院看護師見習い日記〜(全9巻完結)
産婦人科で起こる、「命」の誕生の現実を描いた物語。2018年に実写ドラマ化もされて話題になりました。
主人公・×華(ばっか)は看護学科に通いながら、産婦人科にバイトとして勤める高校3年生。初めて中絶の現場に立ち会った経験から一度は辞めようかと悩むも、出産の手伝いをしたことで仕事を続けることに決めます。
赤ちゃんが無事に生まれることが当たり前ではない、という産婦人科の現実を描いた作品です。作者・沖田×華が産婦人科で働いていたときの体験がもとになっています。出産・中絶・流産に関する話題や母子ともに起こりうるリスク、産後の悩みに関するエピソードもあり、扱われている題材はさまざま。ときには望まない妊娠の問題も描かれるなど、「命」を巡るさまざまな問題について考えさせられます。
終わりに
産婦人科や精神科・訪問看護にコロナ外来と、現場が違えば悩みの在り方も多種多様です。命を預かることの重さに悩むものもあれば、心がほっとする作品もあったりと、医療漫画のバリエーションの豊かさに驚かされますね。
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