夏と言えば音楽フェス! 7月には新潟・苗場でFUJI ROCK FESTIVAL、8月には千葉・蘇我でROCK IN JAPAN FESTIVAL、千葉と大阪でSUMMER SONICが開催されるなど、大型のロックフェスがめじろ押しです! 開催を楽しみに過ごしている、音楽好きの方も多いのではないでしょうか(筆者もその一人です)。
そこで今回は、夏フェスをきっかけに出会いが始まる作品や、音楽フェスにフォーカスした漫画など、作中でフェスシーンが登場する漫画をご紹介します。暑くて熱い夏フェスのお供にぜひお楽しみください。
フェス好き・音楽好きは必読の3選
モテキ(全5巻完結)
30歳を目前に控えた非モテ男性・藤本幸世のもとに訪れる突然のモテ期! 人生最大のチャンスをモノにできるのかーー!?
第一話では、フジロックへの参加をきっかけに会社の同僚女子と仲を深めるエピソードが描かれます。まさか女の子と楽しく過ごすことになるとは思っていなかった幸世は、夜のグリーンステージでドキドキしっぱなし。最高のロケーションと音楽のおかげもあって、夏の恋も進展……するのでしょうか。
森山未來と長澤まさみを主演に迎えたドラマ版や、2011年に公開された映画版が話題を呼びました。映画の主題歌にはロックバンド・フジファブリックの楽曲などが起用され、劇中でもさまざまなミュージシャンの演奏シーンがあり音楽ファンから支持を得ている人気作です。
ちなみに、漫画の各話タイトルには、フラワーカンパニーズやホフディランなど数々のアーティストの名曲が使われています。我こそは邦楽ロックファンという方や、サブカル好きはぜひ一度読んでみてください!
デイズ・オン・フェス(全5巻完結)
ありそうでなかった!? とにかく音楽フェスに着目した音楽漫画です。
友人に誘われてロックフェスに行くことになった奏。初めてのフェスに圧倒されながらも、早速フェスの楽しさに気づいていきます。フェス飯に舌鼓を打ったり、テントを張ってキャンプを楽しんだり、フェスファッションにこだわってみたり。音楽を楽しむ以外の魅力もふんだんに描かれています。
大きいロックフェスからゆったり楽しめる地方のフェス、サーキットフェスにカウントダウンフェスティバル……作中には幅広いフェスが登場するので、フェス好きの方であれば「もしかしてあのフェスが元ネタかも?」と予想しながら読んでみるのも楽しいかも!? 登場人物ごとの持ち物一覧もあるので、初のフェス参加を控えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
BECK(全34巻完結)
これぞバンド漫画の金字塔! 2004年にアニメ化、2010年には佐藤健や水嶋ヒロを主演に迎えて実写映画化されました。平凡な毎日を過ごしていた14歳が、偶然の出会いをきっかけに音楽の世界にのめり込み、主人公もバンド自体も挫折を味わいながら成長する物語です。
バンドの命運をかけて、ロックフェス「グレイトフル・サウンド」に初出演するくだり は、単行本の9巻と10巻を中心に収録されています。
フェスの高揚感やバンドの熱量を見事に描き出した本作。グレイトフル・サウンド以外にも、サマソニや海外のロックフェスを元にしたであろうさまざまなフェスが登場するので、ぜひ本編で確かめてみてください。彼らが魅せるアツいステージも必見です!
終わりに
今回は、音楽好きやフェス好きにおすすめしたいフェスシーンが登場する漫画を特集しました。既に夏フェスに参加済みの方も、これからフェスやイベントが待ち受けている方も、今年は参加を見送った方も、フェスの良さを漫画でも楽しんでみてくださいね。
音楽的な描写以外にも、濃厚なヒューマンドラマや青春を感じられる漫画ばかりなので、未読の作品があればぜひこの機会にチェックしてください。
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