『ドラえもん』や『火の鳥』など、夏休みや冬休み、年末などの大型連休に一気読みしたい名作漫画。完結している漫画が多いので、続きが気になってやきもきする必要もありません! 本記事では、おすすめの名作漫画を少年漫画、少女漫画、ホラー、百合など、ジャンル別に新旧問わず24作品紹介します。年齢・性別問わず愛されている不朽の名作を選びました。最後には連載中・未完の名作漫画も紹介します。これを機会に、名作と呼ばれる漫画を堪能してください!
目次
少年・青年漫画の名作漫画
『週刊少年ジャンプ』や『コロコロコミック』、『週刊ヤングジャンプ』など、少年誌や青年誌は数々の名作を生み出してきました。本記事ではおすすめの少年・青年漫画の名作を3作品ご紹介します。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険(全22巻完結)
RPGゲームの金字塔『ドラゴンクエスト』シリーズの世界観や設定を元にした本作。少年の成長を描いた名作で、ゲームファンはもちろん、ゲームを知らない人でもおもしろいファンタジー漫画です。1991年と2020年にアニメ化されました。
物語の舞台は、邪悪な魔王が勇者によって倒され、平和が訪れた世界。魔王の手下やモンスターたちは、南海の孤島で平穏に暮らしていました。主人公は、孤島に住む唯一の人間が少年・ダイ。ある日、魔王が復活したという噂を聞きつけ、退治するためにダイは旅立ちます。一緒に旅をする少年・ポップとの絆が見どころ。ダイとポップの熱い友情を堪能してください!
バタアシ金魚
『ドラゴンヘッド』で有名な望月峯太郎が描く青春ストーリーです。水泳が得意ではないのに、幼馴染の苑子(そのこ)のために水泳部に所属している花井薫(はない・かおる)。自由気ままで負けん気の強さがある薫が、大好きな苑子に邪険に扱われながらも、水泳にのめり込む物語です。
青春の愚かさ・甘酸っぱさが詰め込まれた漫画なので、読むとほろ苦い学生時代の青春を思い出すかもしれません。もちろん、青春真っ盛りの世代にも読んでもらいたい名作です。
GANTZ(全37巻完結)
死んだはずの人間たちが集められたマンションの一室。部屋に置かれた黒い球体「GANTZ」の指令により、謎の宇宙人たちとのバトルが始まります。別世界とは思えないリアルな転移先の世界描写が、独特の世界観や不気味さを際立たせます。奥浩哉の持ち味の精巧な機械描写も必見です。
映画化やアニメ化もされ一世を風靡した『GANTZ』。共通の敵に向かってみんなで戦うSFアクション作品です。規格外の発想や展開に驚きながら、謎だらけのストーリーに引き込まれること間違いなし!
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少女漫画の名作漫画
かわいい絵柄や甘酸っぱい恋愛が楽しめる少女漫画。大人や男性が今読んでもおもしろい作品は数多くあります。今回は、普段少女漫画を読まない人にもおすすめの名作漫画を4作品ご紹介します。
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フルーツバスケット(全23巻完結)
2001年と2019年にアニメ化され、2022年には、映画『フルーツバスケット -prelude-』が劇場上映されました。さらに、『フルーツバスケット』の未来の世界を描いた『フルーツバスケットanother』が2022年に完結。メディアミックス・シリーズ化されている人気の名作です。
両親を亡くし、森でテント暮らしをする本田透(ほんだ・とおる)。実は、透が住む場所は、クラスメイトの草摩由希(そうま・ゆき)の家が所有している森でした。由希の計らいで草摩家の屋敷に居候することになった透。しかし、草摩家の一族は、異性と接触すると動物に変身してしまう「十二支の呪い」にかけられていて……!?
十二支に変身する個性豊かな草摩家の一族とのハートフルな交流が描かれています。続編にあたる『フルーツバスケットanother』は、昨今話題の毒親もテーマに組み込まれているのも興味深いポイントです。
神風怪盗ジャンヌ(全7巻完結)
少女漫画誌『りぼん』で掲載されました。人気漫画家・種村有菜が描く名作です。
元気で明るい日下部まろんは、新体操部に所属している普通の女子高生。しかし、その正体は、世間を賑わせている怪盗ジャンヌでした。ある日、ライバルの怪盗シンドバッドが現れ、ジャンヌに勝負を挑みます。二人はライバルでありながらも、次第にお互いの存在を意識するようになり……!?
本作は、当時の少女漫画誌ではめずらしい性的描写のシーンが盛り込まれ、読者に驚きを与えました。神話や、偉人に絡めたストーリーが魅力的なファンタジー漫画です。
ママレード・ボーイ(全8巻完結)
主人公・小石川光希(こいしかわ・みき)と松浦遊(まつうら・ゆう)の両親は、互いのパートナーを交換して再婚することに。二家族で一緒に住むという、奇妙な共同生活が始まります。かっこいい見た目とは裏腹に、意地悪な遊を嫌う光希。しかし、次第に意識し始めて……!?
甘くて苦いママレードのような青春が味わえる伝説の少女漫画です。初めて読む人はもちろん、何度読み返してもおもしろい名作。その後の話を描いた『ママレード・ボーイ little』もおすすめです。
ぼくの地球を守って(全12巻完結)
少女漫画誌『花とゆめ』に連載されていた本作。『ぼく地球』3部作シリーズとして知られ、1部が本作、2部が『ボクを包む月の光』、3部は現在『メロディ』で連載中の『ぼくは地球と歌う』です。
主人公・坂口亜梨子(さかぐち・ありす)は、動物や草花や樹木の気持ちがわかる不思議な力を持つ高校生。ある日、亜梨子に懐く近所の小学生・輪(りん)がベランダから落ちてしまい意識不明の重体に。奇跡的に目を覚ましますが、どこか様子がおかしい輪。実は前世の記憶を取り戻していて……!? 前世の記憶をめぐる壮大なSFラブストーリーです。読み返すごとに、読後の印象が変わる名作漫画です。
青春ラブコメ名作漫画
高橋留美子の『めぞん一刻』など、ときには楽しく、ときには切ない恋愛を堪能できる青春・ラブコメディの名作漫画を3作品ご紹介します。
めぞん一刻(全15巻完結)
『うる星やつら』『らんま1/2』など、数々の名作漫画を生み出してきた高橋留美子が描く名作ラブコメディ漫画です。
くせ者揃いが住む古いアパート・一刻館に、未亡人の美しい音無響子が新しい管理人として現れます。住人の一人、浪人生の五代は響子に一目惚れ。もどかしい2人の恋愛を描いたドタバタ日常劇です。五代の恋は成就するのか……!? 最後までご注目です。
夏の前日(全5巻完結)
美大生の青木哲生(あおき・てつお)は、バイト先の画材屋で月下画廊の店主・藍沢晶(あいざわ・あきら)と出会います。ある日、二人は一夜をともにし、そのまま付き合うことに。しかし、晶と恋愛関係にありながら、哲生は同じ美大に通う小早川華海(こばやかわ・はなみ)を意識し始めます。晶と哲夫、そして華海の三角関係に注目です。
本作では美大生・哲夫の「描く」ことの苦悩も描かれ、ラストでは上手く昇華されます。美大生の淡い青春と、爽やかで切なさに包まれる読後感が味わえる名作です。
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疲れた心が洗われる、おすすめの泣ける漫画
ハチミツとクローバー(全10巻完結)
実写ドラマ化、アニメ化が成功して大ヒットした名作。美術大学に通う男女5人の恋模様を描いた甘酸っぱい青春群青劇です。全員が片思いという切ない状況のなか、恋愛と友情や、将来の進路など、青春ならではの心の葛藤が描かれます。
大学生という、子供でも大人でもない難しい年ごろの恋愛。5人の登場人物それぞれに共感できるポイントがあり、片思いの切なさに胸が苦しくなります。特に、最後のはぐみと竹本のシーンは見どころです。
ホラーの名作漫画
ホラー漫画の巨匠・楳図かずおの漫画や、ブラックユーモアの名手・藤子不二雄Aの名作漫画を2作品ご紹介します。
漂流教室(全6巻完結)
ホラー漫画の巨匠・楳図かずおの名作SF漫画です。『週刊少年サンデー』で1972年から1974年にかけて連載されました。
砂漠だらけの荒廃した異質な世界に飛ばされた大和小学校。パニックになり、命を落としていく先生たち。残った者たちで生き延びようと結束する児童たちの懸命な姿が描かれています。楳図かずおの劇画調の絵柄やコマの見せ方に圧倒されます。
サバイバル漫画の原点になった本作には、現在流行している漫画のあらゆる設定や描写が詰まっています。大人が次々と狂って死んでいく様子はまさにホラー。恐怖の楳図ワールドを堪能してください。
笑ゥせぇるすまん(全5巻完結)
藤子不二雄Aが描くブラックユーモアの名作漫画です。テレビアニメ、実写ドラマ化もされました。「人間のココロ」を扱うセールスマン・喪黒福造(もぐろ・ふくぞう)。平凡に生きている人々の些細なお願いを叶えますが、約束を守らない人には罰が当たります。
人間の心の隙間、日常に潜む闇がユーモアを織り交ぜて描かれた傑作です。一話完結のオムニバス形式なので、読みやすくておすすめです。
百合の名作漫画
女性同士の恋愛感情を描いた百合漫画。「好き」とはどういう感情なのか、ピュアな視点で考えることができます。今回はおすすめの名作百合漫画を2作品ご紹介します。
青い花(全8巻完結)
第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した『淡島百景』やテレビアニメ化された『放浪息子』など、数々の名作を生み出す漫画家・志村貴子の百合漫画です。本作も、2009年にアニメ化されました。
鎌倉を舞台に、お嬢様学校と進学校の女子校に通う幼なじみの恋愛・友情・青春が描かれています。ゆれ動く少女たちの心情がやわらかなタッチで優しく描かれ、百合漫画が初めての人にも読みやすいおすすめの一冊。アニメ版ではラストまで制作されていないので、アニメにない結末をぜひ楽しんでください。
やがて君になる(全8巻完結)
2018年にアニメ化された作品です。「特別」という気持ちがわからない高校一年生・小糸侑(こいと・ゆう)と、容姿端麗・成績優秀の生徒会長で「特別」であることを強いられてきた、七海燈子(ななみ・とうこ)のラブストーリー。
登場人物の心情描写が丁寧に描かれ、女子同士の恋愛における、切なさやもどかしさが痛いほど伝わります。好きになること、誰かの「特別」になることはどういうことなのか、考えさせられる名作漫画です。
ヒューマンドラマの名作漫画
人気作家・浦沢直樹の作品など、人々の心の交流や半生を描いたヒューマンドラマ漫画の名作を2作品ご紹介します。
動物のお医者さん(全12巻完結)
2003年にテレビドラマ化。札幌のH大獣医学部を舞台に、獣医を目指す学生を描いたコメディ医療漫画です。主人公のハムテルこと西根公輝(にしね・まさき)は、ペットの診察を自分で行って節約したいという理由から獣医学部の進学を決意。破壊力のある豪快な教授の元で、たくさんの動物と触れ合いながら獣医を目指します。
シュールなギャグがおもしろく、元気がもらえるコメディ漫画です。さまざまな動物が登場するので、動物好きの方にも読んでもらいたい作品です!
MASTERキートン(全12巻完結)

MASTERキートン 完全版 デジタルVer. (1〜5集 脚本/勝鹿北星・長崎尚志、6〜12集 脚本/勝鹿北星・浦沢直樹)異色の探偵、登場。コミック界の至宝、完全版で再発掘!!※この作品は2011年〜2012年にカラー完全再録のうえ刊行された『MASTERキートン 完全版』全12巻をデジタル化したものです。日本人の父とイギリス人の母を持つ、平賀=キートン・太一は、大学で考古学の講師をしながら、保険のオプ(調査員)をしている。さらに、英国軍のSAS(英国特殊空挺部隊)で、サバイバル術の教官をしていたという経歴を持つ。そんなキートンの夢は、考古学者として、幻のドナウ文明を発掘すること。しかし現実は、いつも危険と隣り合わせの探偵稼業に明け暮れる日々。砂漠に放り出された際にはその知識を武器に生き残り、テロリストの仕掛けた爆弾はチョコを使って停止させる。別れた妻に未練を残しながらも、不器用なキートンを叱る娘・百合子、老いてなお盛んな父・太平、保険調査員の相棒・ダニエルらに支えられながら、ヨーロッパ全土を股に掛け、人々の生き様に接し、難事件を解決へ導いていく。累計1980万部突破。1話完結の学術サスペンスにして極上のヒューマンドラマ! 第1集!
『YAWARA!』や『20世紀少年』を生み出した浦沢直樹がおくる名作漫画です。主人公の平賀=キートン・太一は、大学で考古学の講師として勤める一方、フリーの保険の調査員をしています。調査員の仕事は、保険会社が被保険者に保険金を支払う前に問題がないか調査すること。持ち前の好奇心を発揮し、担当の事件に深入りしていきます。
考古学とミステリーが絡み合ったストーリーがおもしろい作品です。人情味あふれる人間ドラマがたまりません。一話完結ものでとても読みやすいのでおすすめです。
ファンタジーの名作漫画
名作の多いファンタジー漫画。今回はおすすめの2作品をご紹介します。
蟲師(全10巻完結)
2004年にアニメ化、2007年に映画化されて根強いファンがいる名作。2003年に文化庁メディア芸術祭漫画部門の優秀賞を受賞しました。
謎の多い生命体「蟲(むし)」を対処する蟲師の青年・ギンコが主人公。各地を旅しながら蟲に悩まされている人々と出会い、対処法を考えます。不思議な世界観で巻き起こる、重厚な人間ドラマに心動かされます。「蟲は我々の世界のどこかにいるのかもしれない……」そんなことを考えさせられる作品です。
7SEEDS(全35巻完結)
『BASARA』や『ミステリと言う勿れ』など、数々のヒット作を生み出してきた田村由美の名作です。
家で寝ていたはずが、目が覚めると荒れ狂う海の上にいた主人公・ナツ。周りは知らない人ばかり。状況がわからないまま、サバイバルを強いられます。実は政府が仕組んだプロジェクトに参加していて……!?
「7SEEDS」と名付けられたこのプロジェクトは、人類が滅亡したときのための保険でした。選ばれた人間は、種の保存のために冷凍保存されていました。それぞれがいちるの望みをかけて生きていく、力強い様子に胸を打たれます。サバイバル漫画ですが、それだけに留まらない深いテーマがあります。
読み切り・短編の名作漫画
読み切り・短編集の名作漫画を2作品をご紹介します。気軽に読みたいときにおすすめです。
ちーちゃんはちょっと足りない(全1巻完結)
鬼才・阿部共実が描く思春期ストーリーです。「このマンガがすごい!2015」のオンナ編にて1位を獲得。第18回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で新人賞を受賞しました。
中学2年生の千恵(ちーちゃん)は行動が幼く、周りと比べると考えや言葉が少し足りない女の子。前半は、ほのぼの系の日常漫画の雰囲気で展開しますが、後半から雰囲気が一変。思春期に抱く、コンプレックスや不満、心の葛藤など、胸に突き刺さるテーマが生々しく描かれています。
夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない(全1巻完結)
「さみしさ」をテーマにオムニバス形式で描かれた短編漫画です。父親を亡くして天涯孤独になった青年や、不登校の少女など心に孤独を抱くさまざまな主人公が登場します。
「人間のさみしさ」という真面目な題材ながらも、突飛なストーリー展開、勢いのある絵柄とあいまって、特有のシュールなギャグが笑いを誘います。淡々としながらも余韻が楽しめる本作を気に入った方は、『僕は問題ありません』など作者・宮崎夏次系のほかの作品もおすすめです!
【番外編】連載中・未完の名作漫画
現在連載中の名作漫画や、未完の名作漫画を4作品ご紹介します。
ベルセルク
1989年から30年以上にわたり、長く愛されている名作です。中世ヨーロッパのような世界観を舞台に、主人公の剣士・ガッツの復讐劇を描いたダークファンタジー。壮大な世界観を緻密で重厚な画力で描きあげ、世界中のファンを魅了しています。2021年5月、作者・三浦建太郎の急逝により連載が一度止まりましたが、続きのエピソードを聞いていた親友の漫画家・森恒二が監修を担当し、2022年6月から連載が再開しました。完結まで見届けたい作品です。
HUNTER×HUNTER
『幽☆遊☆白書』などの大ヒット漫画を生み出した冨樫義博の人気作。1998年から『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、テレビアニメ化やゲーム化などメディアミックスも盛んに行われています。主人公のゴンがハンターの父親に会うために、自身もハンターになり、仲間とともに冒険するバトル漫画です。
長期休載中の大ヒット作! 2022年5月に、作者の冨樫義博が突然Twitterを始めたことで話題になりました。手書きのスケッチなどが投稿され、続きを待ち望むファンから興奮の声が上がっています。2022年10月には冨樫義博展が開催されることも決まり、さらに注目が集まる作品です。まだ読まれていない方は、この機会にぜひ読んでみてください!
きのう何食べた?
男女逆転の壮大な歴史ファンタジー『大奥』を手がけたよしながふみの人気漫画です。2019年に放送されたテレビドラマが大ヒットし、2021年には映画化もされました。
几帳面で倹約家の弁護士・史朗と、美容師・賢二の同性愛カップルの日常を描いた物語です。日々の生活や出来事を通して育まれる二人の絆が描かれています。節約料理が得意な史朗が作る実用的でおいしそうな料理が見どころ! 日常の食事やささいな会話から何気ない幸せを感じられる名作です。
イタズラなKiss(全23巻完結)
1990年から『別冊マーガレット』で連載。日本でのテレビドラマ化、アニメ化はもちろん、2005年には台湾でもドラマ化され、アジアで人気を集めた名作です。
運動と勉強が苦手でドジな性格の相原琴子と文武両道の人気者・入江直樹の恋愛を描いた王道の胸キュン漫画です。1999年まで連載されていましたが、作者・多田かおるの急逝により、未完の名作となりました。明るいラブコメディで男性にも人気の本作。漫画は未完ですが、アニメでは完結しています。少女漫画の名作をぜひご覧ください。
終わりに
今回はジャンル別に24作品の名作漫画を紹介しました。何を基準に名作と判断するかは難しいですが、自分が「名作だ!」と思えば名作です。
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