手に汗握る熱いレース展開と人間ドラマが魅力の競馬漫画には名作がたくさんあります。今回は年間1,000冊以上漫画を読んでいる漫画通のDMMブックス書店員が、おすすめの競馬漫画を10作品ご紹介！ 人気作を完全網羅したので、競馬漫画が読みたい方は必見です。
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目次
人気作を完全網羅！おすすめ競馬漫画
みどりのマキバオー（全10巻完結）
【ページ数が多いビックボリューム版！】日本競馬史上、かつてない珍馬・珍獣が出現。体は小さいが走るのは速い、犬の様な白毛馬、みどり牧場一の競走馬ミドリマキバオー！！意気揚揚と新馬戦に臨もうとするが、華々しいデビューを飾れるか…！？競馬界に旋風を巻き起こせ！！＜おちゃめなコミック童話＞登場！！
【作品情報】
第42回小学館漫画賞児童部門を受賞し、TVアニメも大ヒットした競馬漫画！ 小柄で臆病な仔馬が競走馬として成長していくストーリーです。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
主人公・ミドリマキバオーは血統的にはサラブレッドでありながらも、ロバとの混血ではないかと疑われるようなとても馬には見えない小柄な姿で生まれました。生産者に食べられそうになったり、他の仔馬にいじめられたりさまざまな困難に襲われますが、競走馬になることを決意。
序盤はギャグシーンが多く笑いながらさくさく読み進められますが、競走馬になると決めた後のマキバオーの努力は半端じゃありません！ 厳しいが愛のある調教師やライバルと出会い、競走馬としてたくましく成長していくマキバオーの姿に泣かされてしまいますよ。馬が主人公の熱い競馬漫画を読みたい方、スポ根系の物語が好きな方には特におすすめです。続編の『たいようのマキバオー』もあわせてお楽しみください。
じゃじゃ馬グルーミン★UP！（全26巻完結）
春の北海道を旅行中、駿平は行き倒れ寸前で渡会牧場に拾われた。優しい瞳の馬たちと、美人ぞろいの四人姉妹に囲まれて、駿平の青春が始まる──大型サラブレッドロマン、いよいよ発走（スタート）！！
【作品情報】
現在『新九郎、奔る！』を連載中で『機動警察パトレイバー』などを代表作に持つゆうきまさみによる、競走馬をテーマにした競馬漫画です。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
さまざまなテーマのヒット作を世に送り出し続けているゆうきまさみが描いたロマンあふれる競走馬育成漫画。都内の進学校に通う主人公・久世駿平は、北海道旅行中に訪れた渡会牧場で初めて競走馬に触れます。牧場を運営する渡会家の4姉妹の次女・ひびきに一目惚れしたこともあり、駿平はそれ以降も渡会牧場に出入りし競走馬の育成に携わることに！
この作品の特徴は、なんといっても競走馬育成の裏側が丁寧に描かれていることです。馬の血統が細かく説明されていたり、育成する上での工夫もリアリティたっぷりに描写されています。馬を通じて駿平たちが成長していく姿も見どころで、美しい姉妹たちとの恋愛模様にもドキドキさせられますよ。
ウイニング・チケット （全21巻完結）
日本競馬界に衝撃！！当たり馬券を完全伝授！？天才的な相場眼を武器に、競馬界で活躍する馬商・二階堂駿（にかいどう・しゅん）。仕事は順風満帆だった。だが、無念の死を遂げた父の敵（かたき）を一瞥（いちべつ）したその瞬間から、激動の人生が再び幕を開けた――！！
【作品情報】
中央競馬（JRA）・地方競馬の両方を描いた本格派の競馬漫画。実在する馬のエピソードも登場します。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
主人公の二階堂駿は北海道の競走馬生産牧場に生まれ、幼少期から馬とともに育ってきました。父が無念の死を遂げる原因になったアイルランドの「ウイニング・スタッド」という牧場が日本進出を目論んでいることを知った駿は、自ら牧場を経営し彼らに対抗することを決意します。
自ら馬を育て、中央競馬に挑戦していくという壮大なストーリーが展開されます。実在する馬や実際にあったレースの情報が参照されていたり、競馬界の事情も詳細に描かれていて競馬好きにはたまらない作品ですよ！
優駿の門（全33巻完結）
【作品情報】
競馬漫画を代表する名作！ 主人公・光優馬が愛馬とともに競馬界を代表する数々のレースに挑戦する、ロマンあふれる大作競馬漫画です。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
主人公・光優馬は10年に一度といわれるほどの天才でどんな馬も乗りこなせるほど。気が短く幼なじみの月山左京とは喧嘩ばかりでしたが、お互いにその実力は認め合っていました。中央競馬で実績を積む左京を意識しながら、優馬は地方競馬で相棒・アルフィーとともに連戦連勝を記録。ついに2人のライバルは皐月賞で直接対決することになります。
臨場感あふれるレース描写、ライバル同士の火花の散らし合いはもちろんですが、優馬と馬の信頼関係がとにかくアツい……！ 読んでいると自分も馬を育てたくなるような感覚になります。アツくて泣ける本格競馬漫画を読みたい方に強くおすすめします。続編の『優駿の門 GI』もぜひ！
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ダービージョッキー（全22巻完結）
馬が大好きだという思いから競馬学校に入学して騎手を目指す上杉圭（うえすぎ・けい）。まもなく卒業を迎えるというのに成績がいまひとつの上杉は、誰もが手を焼く難しい練習馬「フラワーカンパニー」と出会って……！？少年が様々な試練を乗り越えながらジョッキーとして大成していく……天才騎手・武豊が原案を担当した、競馬の世界を舞台にした青春群像劇！
【作品情報】
日本競馬界のレジェンド・武豊が原案として参加している競馬漫画です。競馬学校の様子や実際のレースの裏側までリアリティたっぷりに描かれています。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
主人公・上杉圭の競馬学校時代から描く本格競馬漫画！ 騎手になるための知識や技術を学ぶ競馬学校がどんなところなのか、競馬好きなら興味がある方も多いのではないでしょうか。本作では競馬学校だけでなく競馬に関わるさまざまな関係者が登場し、競馬をいつもとは違った角度で楽しむことができます。迫力あるレースシーン、ジョッキーの苦悩、馬との絆など……競馬に情熱をかける若者の青春を描いた、競馬好きの心を揺さぶる作品です！
ウイナーズサークルへようこそ（全9巻完結）
漫画家の夢が砕け失意のどん底にいた山川七雄は、ある日、怪しげな占い師と出会い、お告げをうける。半信半疑のまま、告げられた場所に向かってみると、そこは…競馬場！？当たったり外れたり、泣いたり笑ったり…。最強の予想軍団‘ウイナーズサークル’デイズのスタートですよー！！
【作品情報】
馬券予想を主な活動内容とする競馬サークルを舞台にした、競馬漫画としては珍しい作品です
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
漫画家になる夢が打ち砕かれた主人公・山川七雄。怪しげな占い師に告げられるがまま、指定された場所に足を運ぶとなんとそこは競馬場！？
漫画を描くことで観察眼が鍛えられ、馬を見る才能を得た元漫画家志望の主人公が馬券予想をするという設定がおもしろい日常系競馬漫画です。競馬サークルの仲間たちとのやり取りもにぎやかで、競走馬や騎手目線の作品とは異なる魅力を持った作品ですよ。
スピーディワンダー （全17巻完結）
真っ暗で静かな新月の夜、北海道の小さな生産牧場でその馬は生まれた。輝く月の光をまとい、多くの人の夢を乗せて今、走り出す。最強タッグで贈る本格競馬漫画！！（C）山根章裕/綱本将也（ヤングチャンピオン・秋田書店）
【作品情報】
『GIANT KILLING』の原作でも知られる綱本将也が原作を担当。新月の夜に生まれた金色の毛を持つ馬が、地方競馬から中央競馬に挑戦する下剋上ストーリーです。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
経営不振に悩む牧場・有限会社イエローファームで、新月の夜に金色の毛並みの馬が生まれます。その名も「スピーディワンダー」。苦境に立たされたイエローファームは所有馬の処分を迫られますが、ジョッキー・講神健太との出会いでチャンスが巡ってきて……！？
『GIANT KILLING』にも携わっている綱本将也が原作を担当しており、ジャイキリを彷彿とさせる下剋上的な物語が展開されます。競走馬の血統についてもリアルに描かれているので、競馬好きの方にはたまらないはず！
ありゃ馬こりゃ馬（全17巻完結）
ギャンブル好きな三流ジョッキー…氷室翔が、さまざまな人や馬との出会いで一流ジョッキーへと成長していく競馬人情コメディ。いい加減な生活を送るギャンブル好きなジョッキー…氷室翔は、騎手の体重制限で減量に苦しみながらもマイラーズカップに異様な意気込みを見せる。実はそのレースに恋人…アブ美との結婚がかかっていた氷室だったが、真剣に取り組んだレース中に腹を下してしまい……！？
【作品情報】
連載当時は現役で活躍していた元騎手・田原成貴が原作を、土田世紀が作画を担当している競馬漫画。序盤のギャグ展開も、本格的な競馬ドラマが展開される後半のストーリーも読みごたえ抜群の作品です。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
主人公・氷室翔のドタバタな日常を描く競馬人情コメディとしてスタートした本作。前半はギャンブル好きでちゃらんぽらんな氷室の言動に思いきり笑ってしまいますが、ある事件をきっかけに騎手として真剣に競馬と向き合っていくことになります。前半の軽妙な雰囲気も楽しいですが、元騎手・田原成貴の経験をもとに描かれた後半の生々しいストーリーも競馬ファンなら胸を打たれること間違いなし。特にコアな競馬好きの方におすすめしたい作品です！
風のシルフィード（全23巻完結）
舞台は千葉県の小さな牧場。ここで、新たな命が誕生した。’奇跡の末脚’と言われた、名馬サザンウインドを母に、速く走ることを宿命づけられた仔馬が…。だが、その仔馬・シルフィードには、競争馬として致命的な欠陥があった！？フィールドを駆け巡る愛と感動の競馬巨編、堂々の登場！
【作品情報】
1980年代後半から1990年代前半にかけて連載されていた、競馬漫画の代表的な作品の一つです。
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
舞台は千葉県の小さな牧場・森川牧場。出産に苦しみ母馬は命を落としてしまうものの、シルフィードという仔馬が生まれます。生まれつき足に障害があり、競走馬になることは絶望視されていましたが、主人公・森川駿がシルフィードを献身的に育てます。駿とシルフィードは友情を育みながらたくましく成長し、さまざまなレースに挑むことに！
少年の駿とシルフィードの絆には何度も泣かされてしまう作品です。生まれつきハンディキャップを持ちながら、強大なライバルたちに挑むシルフィードの姿にも感動しますよ。
▼続編の『蒼き神話マルス』はこちら！
強い競走馬の育成に命を懸ける大学教授とその息子・馬守（まもる）のもとに、1頭のサラブレッドが生まれる。蒼い瞳を宿すその馬は、マルスと名付けられた――。ターフに今、新たなる神話の1ページが刻まれる！「風のシルフィード」の本島幸久によるもう1つの感動競馬巨編スタート！
サラブレッドと暮らしています。（全1巻完結）
間違いなく世界初！ 現役厩務員によるリアル競馬コミックが遂にリリース！ 厩務員…それはサラブレッドのお世話係！ 勝負の世界の裏側に隠された、笑いあり涙ありの生活をご覧あれ！！
【作品情報】
現役厩務員（きゅうむいん）の作者が厩務員のリアルな生活を描いた新しい競馬コミック！
【ここに注目！書店員イチオシポイント】
厩務員とは競走馬のお世話をするスタッフのこと。本作は現役厩務員の田村正一による作品で、午前1時（！）に起床し馬たちのために働く厩務員のリアルな毎日が描かれています。厩務員目線で見るサラブレッドたちは他の競馬漫画に登場する馬たちとはどこか異なる表情をしており、競走馬として生きる運命を持つ彼らに厩務員として何ができるかを考える作者の誠実さに胸を打たれます。競馬好きの方はもちろん、広く動物が好きな方にもおすすめしたい内容の一冊です。
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1位：風のシルフィード（全23巻完結）
2位：みどりのマキバオー（全10巻完結）
3位：優駿の門（全33巻完結）
4位：サラブレッドと暮らしています。（全1巻完結）
5位：ウイナーズサークルへようこそ（全9巻完結）
終わりに
今回は競馬漫画のおすすめ作品を幅広くご紹介しました。迫力あるレース展開から馬とジョッキーの絆まで、競馬漫画にはさまざまな魅力がありますよね。
現在DMMブックスではスーパーセール実施中！ なんと最大90％還元＋さらにおトクなクーポンもあり！？ このチャンスを見逃さないでください！
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