スピーディーな展開と熱い戦いが魅力のバレーボール。人気作『ハイキュー!!』をきっかけに、バレーボール漫画にハマった方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、年間1,000作品近く漫画を読んでいる漫画好きのDMMブックス書店員が、昭和の名作から最新の人気作までおすすめのバレーボール漫画を12作品ご紹介します!
目次
迷ったらこれ!おすすめのバレーボール漫画
ハイキュー!!(全45巻完結)

【書店員イチオシポイント】
アニメ化や舞台化、2024年には『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』も公開された言わずと知れたバレー漫画の名作! さらに、新作アニメ2本の制作も決定しており、ますます注目が高まっています。
春高バレーのテレビ中継で見た、「小さな巨人」に憧れを抱く小柄な主人公・日向翔陽(ひなた・しょうよう)が、仲間とともに春高バレーを目指します。低身長で経験も浅い日向に、天才セッター・影山がドンピシャで合わせる速攻技は圧巻! 弱さや敗北をそのままで終わらせない選手たちの姿に励まされます。ひたむきな彼らを見守るコーチ陣の名言も必見です!
ハリガネサービス(全24巻完結)

【書店員イチオシポイント】
補欠でピンチサーバーだった主人公が、高校でレギュラー入りを目指す青春バレー漫画です。プロや大学の世界だと流れを変える重要なポジションですが、高校バレーではレギュラー外選手の出場機会のような印象もあるピンチサーバー。しかし、とてつもない練習量で完璧なコントロール力を磨いた主人公が、サーブだけで点を取って圧倒していく展開にワクワクします! 本作のその後、インターハイ本戦から描いた続編『ハリガネサービスACE』もあわせておすすめです!
『ハリガネサービスACE』はこちら!
その娘、武蔵(全3巻完結)

【書店員イチオシポイント】
全中優勝を果たすもバレーを辞めてしまった主人公の、悩める青春スポーツ作品です。高校では自由に過ごそうとしますが、バレー部に入部することになった主人公が、どうして部活をするのか葛藤しながらもがき、顧問やチームメイトの言葉を受けて変わっていく様子が見どころ! また過去にある問題で部員が減ってしまった先輩たちのしがらみなど、バレーを通して描かれる細やかな心情描写にも注目です。
少女ファイト

【書店員イチオシポイント】
姉との死別やチームメイトとの仲違いもあり、バレーから離れようとしていた主人公が、姉が通っていた高校にスポーツ推薦で進学することに。
過去のしがらみや、友情、嫉妬や思惑が混ざり合ったストーリーは、バレー漫画の枠に収まらない重厚な読み応えがあります。バレー部に集まったどこか生きづらさを抱えたキャラクターたちの成長が描かれている群像劇は、骨太なドラマが詰まった漫画が好きな方にとくにおすすめ! 「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」のせりふがミームとしても有名です。
男子が活躍するおすすめのバレーボール漫画
神様のバレー
【書店員イチオシポイント】
相手が嫌がる戦法を使ったバレーが得意なアナリストが、万年1回戦敗退の中学校でコーチとして全国制覇を目指すバレー漫画です。
『週刊漫画TIMES』にて連載中の本作は、「神」を自称し一見破天荒に見える主人公の心理戦や頭脳戦が見どころ! 主人公がちりばめた仕掛けが、試合運びや選手の成長にじわじわと影響していく展開から目が離せなくなります。
VS.アゲイン(全4巻完結)
【書店員イチオシポイント】
一度あきらめたVリーグへの夢を、営業のエースが再び目指す社会人バレー漫画です。
学生の部活を描いた作品とは違い、社会人としてバレーボールに向き合う姿や、実業団チームを運営する費用などの話もあり、現実的なドラマが特徴。あきらめきれない夢がある方に特におすすめです。
小さい僕の春(全3巻完結)
【書店員イチオシポイント】
身長が低く、リベロとして健康第一で部活に励んでいた主人公が、女子バレー部の気になる女の子と釣り合う自分になりたくて、本気でバレーを頑張る姿がかわいらしい作品です! 恋心から派生した努力が、本気でバレーを楽しむ様子に変わっていく展開も読みどころ。恋と部活を掛け合わせた青春模様が描かれた本作は、バレー初心者の方でも読みやすくておすすめです。
リベロ革命(レボリューション)!!(全13巻完結)
【書店員イチオシポイント】
名門・藤原学園からスカウトがくるも、低い身長のためアタッカーではなくリベロでの誘いを受けた主人公が、打倒藤原学園を胸に挑む姿を描いた本作。学校名を勘違いして弱小校に入学してしまいますが、あきらめず食らいつく主人公に、部員たちも影響されていく熱いスポ根ドラマは見逃せません! チームが成長するために主人公が選んだ「決断」にも注目です。
涙のバレーボール
【書店員イチオシポイント】
中学バレー界でミラクルサウスポーと呼ばれ活躍するも、けがで引退した主人公が再びコートに返り咲く青春バレー漫画です。
ようやくけがから復帰するも、ブランクによる挫折や、行けたかもしれない強豪校への憧れなど、悩みながら成長していく物語が切なくも眩しいです。等身大のスポーツ青春漫画をお探しの方におすすめ!
女子が活躍するおすすめのバレーボール漫画
バレーの球語(全3巻完結)
【書店員イチオシポイント】
パチンコに明け暮れていたフリーターの主人公が、高校女子バレー部のコーチに! 本気でバレーにうちこむ2人の生徒を中心に、高校時代の失敗からバレーにトラウマのあるコーチが再起する姿や、自信が持てなくて一歩を踏み出せなかったチームメイトたちが成長していくストーリーに惹きつけられます。熱い青春漫画が好きな方にもおすすめです。
アタックNo.1(全12巻完結)
【書店員イチオシポイント】
中学生の主人公が転校先のバレー部で、次々と現れる問題に立ち向かうバレー漫画です。
キャプテンの座を狙うチームメイトに陥れられたり、コーチの熱血すぎる指導で部員が減ったりしますが、どんなときも毅然と立ち向かう強かな主人公に魅力が詰まっています。アニメ化や実写化、さらには舞台化もされている本作は、昭和の少女スポーツ漫画界の金字塔! スポーツ漫画好きには外せない作品です。
【番外編】ビーチバレー漫画のおすすめ
はるかなレシーブ(全10巻完結)
【書店員イチオシポイント】
低身長でビーチバレーをあきらめていたかなたと、高身長でバレー初心者のはるかがペアを組んでビーチバレーに挑みます! たった2人でコート守る難しさや、風向きの影響などのインドアバレーとの違いも面白いですが、なによりも唯一のチームメイトを思い合う少女たちの物語から目が離せません! 2018年にはアニメ化もされています。
終わりに
今回は、おすすめのバレーボール漫画をご紹介しました。スポーツ漫画としてはもちろん、どの作品もバレーを通して選手たちのヒューマンドラマにも惹きつけられる作品ばかりです! 気になった作品は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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