【ネタバレ】漫画『ミステリと言う勿れ』のメインキャラクターやあらすじを解説!

 2022年には実写ドラマ化、2023年には同キャストで実写映画化され大ヒットした『ミステリと言う勿れ』。主演・菅田将暉の好演が印象に残っている方も多いかもしれませんね。実写版だけでなく、原作の漫画にも語りつくせぬほどの魅力がつまっているのをご存じですか? 今回は漫画『ミステリと言う勿れ』のあらすじやキャラクター、見どころをネタバレありで徹底解説! ドラマ・映画版との違いもご紹介するので、実写版からファンになった方も必見ですよ。

目次

漫画『ミステリと言う勿れ』作品情報

ミステリと言う勿れ (1)

ミステリと言う勿れ (1)

話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!!『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると…警察官がやってきて…!?突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。しかもその被害者は、整の同級生で…。次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる…???新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!

 『ミステリと言う勿れ』は、2016年から小学館『月刊flowers』で連載中の作品です。作者は『BASARA』や『7SEEDS』などで知られる少女漫画家・田村由美。
 本作は2022年に小学館漫画賞を受賞した実力派の人気作として知られています。2022年1月に実写ドラマ版が放送され、2023年9月には同じキャストで映画版が公開されました。映画版は2024年にNetflixで配信が開始し、2025年1月には地上波で初放送もされたので、ご覧になった方も多いかもしれませんね。

漫画『ミステリと言う勿れ』のあらすじ

 やたらと喋るのが大好きな大学生・久能整(くのう・ととのう)。行く先々で事件に巻き込まれますが、持ち前の記憶力や観察力をもとに考えをつらつらと話しているうち、いつの間にか事件の謎を解いてしまいます。他人のわだかまりをとくのが得意な整でしたが、物語が進んでいくうちに、実は彼自身も過去に闇を抱えていることがわかります。
 そして、整が遭遇した一見バラバラの事件も、共通点があることが明らかになってきて……!?

漫画『ミステリと言う勿れ』のメインキャラクター一覧

 主人公・整を中心に、本作には一癖も二癖もある魅力的なキャラクターが次々と登場します。その中でも中心的なメンバーをご紹介します!

久能 整 (くのう・ととのう)

【初登場回】
 1巻episode1

 本作の主人公。気だるそうな顔と天然パーマが特徴。行く先々で事件に巻き込まれますが、豊富な知識と趣味の人間観察を活かし、思ったことを話し続けているうちに事件を解決する探偵役です。「僕は常々思っているんですけど…」が口癖。

青砥 成昭 (あおと・なりあき)

【初登場回】
 1巻episode1

 大隣警察署の警官で、現在は巡査部長。かつては捜査一課の刑事でしたが、冤罪事件を起こしたことで左遷された過去を持ちます。整との出会いをきっかけに過去を見つめ直します。整とともに事件を解決することの多い、ある意味バディ的存在です。

池本 優人 (いけもと・ゆうと)

【初登場回】
 1巻episode1

 大隣警察署の巡査で、明るい性格の好青年です。整の助言で夫婦仲が改善し、それ以来しばしば夫婦間のことを整に相談しています。警察と整との間を取り持つような役回りです。

風呂光 聖子 (ふろみつ・せいこ)

【初登場回】
 1巻episode1

 大隣署の若い女性刑事。男社会である警察組織の中で居心地の悪さを感じていましたが、整と話していく中で、少しずつ自分のやるべきことを見つけ出していきます。

犬堂 我路 (いぬどう・ガロ)

【初登場回】
 1巻episode2

 整とともにバスジャック事件に巻き込まれた、長身で容姿端麗の青年です。実はバスジャックの共犯者だったことがわかりますが、犯行の最中に整のことを気に入り、事件後もたびたび接触してきます。甲矢(ハヤ)と乙矢(オトヤ)という2人の従兄弟と行動をともにしています。

犬堂 愛珠(いぬどう・アンジュ)

【初登場回】
 2巻episode2

 我路の姉で、初登場時にはすでにある事件に巻き込まれて亡くなっています。我路をはじめとする犬堂は、彼女の死の謎を解き明かすべく調査を続けており、その過程で整と行動をともにすることも。

ライカ

【初登場回】
 4巻episode7

 整が検査入院した病院で知り合った、ミステリアスな女性。なんとマルクス・アウレリウスの『自省録』という本の内容を暗記しており、隠しごとをするときは『自省録』を利用した暗号を使います。整がライカの暗号を解読したことをきっかけに、2人は交流を深めていきます。

天達 春生 (あまたつ・はるお)

【初登場回】
 5巻episode8

 整の通う東英大学の心理学准教授で、整の指導教員であるとともに、彼を幼少期から世話してきた父親的な存在です。整が教師を目指しているのは、天達を尊敬していることが関係しているようです。ともに整を見守ってきたパートナー・喜和は、すでに他界しています。

相良 レン (さがら・レン)

【初登場回】
 7巻episode10

 天達ゼミ生で、整とは同輩ですが、ある事件に巻き込まれるまでお互い会話をしたことはありませんでした。コミュニケーション能力が高いいわゆる「陽キャ」で、その上、整に匹敵する推理力を持ちます。性格が暗め(?)の整にとって、数少ない同年代の友人です。

鳴子 巽(なるこ・たつみ)

【初登場回】
 9巻episode12.5

 有名な心理カウンセラーで、かつて天達ゼミ生であったこともあり、生前の愛珠のカウンセリングを担当したこともあるなど、なにかと因縁のつきまとう人物です。犬堂兄弟にとっては姉についての手がかりであり、調査対象となっています。

【ネタバレ】漫画『ミステリと言う勿れ』の魅力

 続いて、この章では漫画『ミステリと言う勿れ』の魅力を5つのポイントにわけてご紹介します! ネタバレありで解説していますが、作品のおもしろさはぜひ本編でお確かめください。

ユニークな推理と事件解決

 本作の推理の特徴は、主人公・久能整の独特な視点と洞察力を活かした語りです。整は「僕は常々思うんですが……」という口癖から怒濤のおしゃべりを始めます。子育てからフェミニズム、哲学まで多岐にわたる知識・見識を活用し、語りながら事件の真相に迫ります。従来のミステリーとは一線を画す、社会問題や人間の本質に踏み込んだ新感覚の推理が魅力です。

苦しんでいる人々への癒やし

 物語は単なる謎解きにとどまらず、登場人物たちの抱える問題や葛藤に深く切り込みます。整の話す内容はややトゲのある場合も多いですが、同時に話す相手の悩みをケアするような暗示を与えています。読者を共感させ、自身の問題を見つめ直すきっかけを与えてくれるのも本作の大きな魅力の一つですよ。

キャラクター同士の関係性

 本作には個性豊かなキャラクターが登場し、センシティブで複雑な人間関係も描かれています。憎たらしいような優しいような性格の主人公・整や、姉の愛珠の死の真相に迫るため手段を選ばない我路など、一癖も二癖もある人物たちの作り出す繊細な空気感が魅力的
 主人公の長い話は、周囲の人々と交流するきっかけにもなります。整と会話していくうちに、心の弱さやコンプレックス、無意識に抱いていた差別感情などに気付き、次の一歩へ踏み出していく人たちの姿が読者にも考えるきっかけを与えてくれます。

主人公自身の過去との対決

 普段は相手をケアするような役回りになることの多い整ですが、彼自身も過去のトラウマと向き合う姿が描かれています。整は虐待をテーマにした事件に直面すると、普段の淡々とした態度とは打って変わって強い怒りを示します。つまり、整自身も過去に虐待を受けていた可能性がそれとなく示されているのです。主人公の成長と過去との対決という重層的なストーリーが展開されている点も、本作を面白くしているポイントです。

ミステリー漫画としての奥深さ

 タイトルから「ミステリー」であることをまるで拒んでいるような本作ですが、もちろんミステリー漫画としても非常に魅力的な作品です。一つ一つの事件は単発に起こっていて一見無関係なように見えるのですが、読み進めていくと星座のように点と点がつながっていきます。本編ではこれからその大きな謎が解き明かされようとしているところなので、実写ドラマや映画から入ったミステリー好きの方はぜひ原作漫画もチェックしてくださいね。

【ネタバレ】漫画『ミステリと言う勿れ』の名言・名シーン

 主人公・久能整が長々と喋ることをトレードマークにしている本作は、言葉に重みを置いた漫画です。そこでこの章では、DMMブックス書店員が独断と偏見にもとづいてピックアップした名言・名シーンをご紹介します!

「真実は人の数だけあるんですよ」

「真実は人の数だけあるんですよ でも、事実は一つです」

(1巻episode1で推理が始まるシーン)

ミステリと言う勿れ (1)

ミステリと言う勿れ (1)

話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!!『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると…警察官がやってきて…!?突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。しかもその被害者は、整の同級生で…。次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる…???新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!

 『ミステリと言う勿れ』を象徴するような、第1話の名台詞です。真実は一つであると言う青砥に対して、整は「真実」とは何なのか青砥に問いかけます。整の言う「真実」とは、言い換えれば人によって出来事の解釈が異なるということです。それに対して「事実」とは、それぞれの人が解釈する出来事そのもののことです。人によって解釈は異なるけれど、出来事は事実として常に一つであるということです。
 とはいえ、だったら「真実は一つ」と言う代わりに「事実は一つ」と言えば良いだけであって、整は実質的には青砥と同じことを言っているだけです。それでも青砥は言いくるめられたような気も? 口八丁で警官を煙に巻く主人公の手腕を示す名シーンです。

「ほんとに土下座でいいんですか?」

「ほんとに土下座でいいんですか? だって土下座ってただの動作だから簡単でお金もかからなくて 心がこもってなくても別なことを考えててもできることなんですけど 焼けた鉄板の上でしろってわけでもないなら意味がないというか」

(5巻episode8で整が行きがかりに人とぶつかったシーン)

ミステリと言う勿れ (5)

ミステリと言う勿れ (5)

話題沸騰シリーズ 新章突入!坂で転がり落ち、検査入院することになった整。その病院で出会った謎の美少女・ライカの言葉に導かれて動く内に、整は不穏な都市伝説に遭遇する。子どもを救う‘炎の天使’とは一体――!?マンガ大賞2019 第2位&[このマンガがすごい!2019]オンナ編 第2位の話題作、新展開の第5巻!

 病院でたまたま整と肩をぶつけた人が、いわゆるモンスタークレーマーで、いきなり土下座を要求してくる場面。「焼けた鉄板の上で~」というのは、実は福本伸行の名作漫画『賭博黙示録カイジ』へのオマージュです。
 「ただの動作」である土下座には本来なんの意味もない、と整は問います。逆に言うと、整自身は痛みを味あわせなければ謝罪として意味がないと考えているということでもあり、彼のサディスティックな一面が垣間見える(?)印象的な台詞です。

「犯人たちは家族愛とか“絆”とか、そういうのものすごく信じてるんだなあ…って」

「犯人たちは家族愛とか“絆”とか、そういうのものすごく信じてるんだなあ…って」

(8巻episode11でライカが人質にされるシーン)

ミステリと言う勿れ (8)

ミステリと言う勿れ (8)

久能整、美術館で事件に遭遇!?なぜか事件に巻き込まれては、いつの間にか謎も人の心も解きほぐしてしまう大学生・久能整。(くのう ととのう)今回、ライカと美術館に訪れた整が遭遇したのは、武器を手に押し入ってきた、’何か’を探す男たちで――!?整の思考が冴え渡る、新展開の第8巻!

 交渉相手の家族を人質に取って脅す犯人に、あなたが家族愛を信じているからこそ、そういう脅迫ができると思うのだ、と指摘する整。そう言われた犯人は面食らい、結局対話に応じてしまいます。
 冷静に考えると、犯人自身は家族愛なんて信じていなくとも、被害者側が家族愛を信じていることを当て込んで「家族がどうなっても良いのか」と脅すことはじゅうぶんあり得ます。なので、ここでの整は論理的に犯人を詰めたと言うよりも、犯人が家族を大切にしそうな人だとあらかじめ推測したうえで、カマをかけていると見ることができます。主人公の人の心を読む能力が光る名言です。

【ネタバレ】原作漫画と実写ドラマ・映画版の違い

 『ミステリと言う勿れ』は実写ドラマ版・映画版も大ヒットしたことで知られていますよね。この章で、気になる原作漫画と実写版の違いを3つのポイント(+α)にしぼって解説します。

風呂光聖子と整の関係性

 原作漫画では、風呂光は悩みを抱えながらも、整の言葉に影響を受け成長していく存在として描かれています。それに対し、実写ドラマ版では風呂光が整に恋愛感情を寄せているかのような描写が追加されました。とは言え、風呂光が思いを口にすることはなく、整自身も気が付く様子がないので、「ロマンスとは言う勿れ」と言ったところでしょうか。また、整との出会いを経て風呂光が成長していくのは実写版も原作と同じ流れです!

星座をめぐる謎

 前の章でも簡単にふれていますが、原作ではさまざまな事件に星座を示すアクセサリーが登場し、それぞれの事件がつながっていることが示唆されています。しかし、実写ドラマ版・映画版では今のところ登場していません。それ以外は、映像化されたエピソードは原作の展開をほぼなぞっていると言えます。

ライカとの別れ

 未読の方にとっては大きなネタバレになるので詳細は伏せますが、実写版では原作よりも早くライカとの別れが描かれています。原作では最新14巻の段階ではライカとの交流はまだ続いているので、ドラマ版は放映スケジュールの都合上原作とは異なる展開にせざるを得なかったのでしょう。
 ドラマを見てライカのファンになった方は、ぜひ原作の整とライカのあたたかな交流もお楽しみくださいね。

【番外編】俳優たちの繊細な演技に注目

 当たり前と言えば当たり前のことですが、「生身の俳優が演技をする」というのが原作漫画と実写ドラマ・映画の一番わかりやすい違いです。たとえば、第1話で遠藤憲一演じる薮刑事は、抑えめの演技から整の言葉に煽られて徐々に感情的になっていく様子が実に見事であり、話題を呼びました。
 また、会話劇としての側面を持つ本作は、実写映像でも大きな動きはなく、一般的なドラマに比べると静かな印象を受けるかもしれません。しかし、その中で各人物たちの表情や抑揚は繊細に表現されています。一見何を考えているのかわからない整のキャラクターも、菅田将暉の演技によって生きている人間として繊細に命を吹き込まれています。

漫画『ミステリと言う勿れ』読者レビュー

 この章では、DMMブックスユーザーが漫画『ミステリと言う勿れ』に寄せた感想コメントをピックアップしてご紹介します。

  • 主人公整くんが話しまくる漫画です。一般的な漫画より字が多いと思いますが、整くんの話を聞いているようにすうっと入ってきます。考えさせられることが多くて何度も読んでしまいます。
  • 整が世の中の理不尽や不条理を無意識に言語化してくれるのがスカッとする。母親のことを相談する父親に向けて放つ言葉が最高。夫に読ませたい。
  • 前作7SEEDS(近未来?SF作品)がどはまりしたので、こちらも購入。あー!!そうだよねうんうん。となったり、なるほどそういう考え方があるのか…。と考えさせられたり奥が深い作品です。ちょっと絵柄が独特なのでそこで躊躇してしまってる方、もったいないですよ!いろんな人におすすめしたい作品です。
  • ドラマを先に観てから原作を読みましたが、原作の方が内容が濃く良いです。キャラクターの雰囲気も少しずつ違うように感じますが、ドラマと漫画それぞれに良さがあると思います。

作者・田村由美のその他の代表作

 『ミステリと言う勿れ』の作者・田村由美は、本作以前にも多くのヒット作を手掛けています。その中でも特に有名な2作品をご紹介します。

BASARA (全27巻完結)

BASARA (1)

BASARA (1)

高度な文明が20世紀末に滅びてしまい、日本は王の一族によって支配されるようになっていた。その後、国民は、暴君の圧政に苦しみ続けてきた。そして300年の時が過ぎた。山陽地方の白虎の村に双子の兄妹が生まれた。兄の方はタタラ、そして妹は更紗(さらさ)と名付けられた。兄のタタラは暴君の圧政から人民を救う‘運命の子’と予言され、村人だけではなく、王族に反感を持つみんなの希望を託されていた。ところが、赤の王の軍勢に村を襲われて、タタラは殺されてしまう。妹の更紗は、タタラの死を隠すために自らタタラとなり赤の王への復讐のため、立ち上がった。その時から、つらく長い戦いの旅が始まり…。

 文明が崩壊した後の世界で、双子の兄のかたきを討つために旅に出る、男装の少女・更紗(さらさ)の物語です。人を愛することや憎むことをめぐって、キャラクターたちの成長が描かれています。とにかく泣ける名作少女漫画です。

7SEEDS (全35巻完結)

7SEEDS (1)

7SEEDS (1)

ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!

 巨大な隕石によって壊滅状態となった地球。あらかじめ破滅を予測していた各国首脳は、選ばれた若者たちを冷凍保存します。蘇りつつある地球で目覚めた彼らの運命は!? ハラハラしながらあっという間に読み進めてしまう近未来サバイバルストーリー。

終わりに

 この記事では、漫画『ミステリと言う勿れ』の魅力をご紹介しました。タイトルにもあるように、これまでのミステリーとは一味違った展開で私たちを楽しませてくれる新感覚ミステリー漫画である本作。事件解決だけでなく、社会や家族の問題にまで踏み込んだ物語の重層性が大きな魅力です。原作ではまだまだ謎解きが続いていくので、今後も目が離せません!

ミステリと言う勿れ (1)

ミステリと言う勿れ (1)

話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!!『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると…警察官がやってきて…!?突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。しかもその被害者は、整の同級生で…。次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる…???新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!

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